アソーク駅近くでみつけた、スコータイ郷土料理『ミーカユム』…って何? 食べてみた!

หมี่ขยุ้ม ミーカユム
スコータイ麺料理

タイ滞在中は、やはりスクンビット通り界隈にいることが多かった。
その中でも、毎日のルーチンとして立ち寄ることが多かったのがジャスミンタワー。
BTSのアソーク駅から徒歩3、4分ぐらいだろうか。
スタバや豚骨火山ラーメンがあるので、行ったことある人も多いはず。
朝の日課として、ここでアイスコーヒーを買うことが多かった。
だけど、気になったのは朝のお店!
まだ店舗が開かない時間帯に、ビルの裏手に小さい朝ごはん市が出るのだ。
従業員用の朝ごはん需要を見越してのものだろう。だけど、さすがバンコクのど真ん中なだけあって?何気にクオリティーが高い!清潔感もあってすごく気になるのである。

お菓子やスナックを売ってることが多かったけど、気になるのがたまに出店している、麺料理屋。
はじめはスルーしていたけど、なんだか個性的な料理を売っていることに気がついた。

パッタイ屋みたいだけど、よく見るとパッタイ屋とは全然違う。
大量にストックされているのは…卵焼きとお揚げさん。
麺は既に仕込み済みのものがあるのだけれど、注文を受けた後でこれらの具材をザクザク切って、ボックスに詰めて手渡すという流れになっていた。

具材がどっさり置かれているのが、兎に角目立つ!
注文を受けてお姉さんは目の前にあった卵焼きをザクザク切り出した。
錦糸卵のような食感を狙っているようだ。

料理の名前は…「ミーカユム」。
うーん、聞いたことがない。
よく見ると、「スコータイ」ともタイ語で書かれている。どうやらこれはスコータイの郷土料理らしい。
スコータイの麺料理というと、センレックトムヤムの派生形?とも言える「クイッティアウスコータイ」が有名だね。


だけど、こういうタイプの麺料理もあったんだな〜。しらんかった。

หมี่ขยุ้ม ミーカユム

当然の如く購入。テイクアウト専門の店なのでしばらく後で食べてみた。
麺はセンミー。パッタイと比べても、中の具が全然違う!
ルークチンと卵焼きと、厚揚げとライム、もやしやね。
別袋で、揚げたぽりぽりも入っていた。これも、豆腐っぽい何かを揚げたものかな?ケープムーとは違うみたい。
どうやら混ぜて食べるらしい。
肉系の具材は入っていなかった。

食べてみるとマナオの酸味とタイの黒醤油の甘味があって、いわゆる「パットミー」の味わいだけど、そこに唐辛子の辛味と揚げたぽりぽり、の食感が加わり独特の味わいに。肉系の具材が入ってない(油で炒めたりもしていない)のでパッタイよりもあっさりしたあじわいだった。

なるほど…朝ごはんにはぴったりだ!

調べてみると、この「ミーカユン」はピサヌロークあたりでも食べられているようで、ナレスワン大学近くの学生向けのお店なんかでは結構売られているらしい。大学に行く機会があったら、ミーカユンのお店を求めてさまよってみるのもいいかもね!

お店の場所と地図

店名: ミーカユム バイ ロート(หมี่ขยุ้ม by โรส)
営業時間: 午前中 (営業は不定期なので、食べていたい人はFacebookなどで営業時間を問い合わせた方が良い)

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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