燻し銀の魅力!80年続く老舗カフェ「OnLokYun」で楽しむまさかの『American Breakfast』

アメリカンブレックファストとフレンチトースト
ไข่ดาว+หมูแฮม+ไส้กรอก+เบคอน+กุนเชียง และ ขนมปังชุบไข่

ずーっと気になっていたこのお店。
タイ語で「老舗 カフェ バンコク」なんかで検索すると、必ず上位に出てくる有名店なので、行ってみたいと常々思っていたのだ。

旧市街のオールド・サヤーム近くにお店があったので、パフラット市場に寄ったついでに行ってみた。

到着!素晴らしく威風あるお店の看板やね。
お店の前にはショーケースがあるんだけれど、缶や箱に入った食材ばっかり並んでいるのでカフェって感じはあまりしない。知らないと通り過ぎちゃう可能性大。
お昼過ぎの時間帯だったのでお客さんは少なめ。早速入ってみた。


ちょっと雑然としているけれど、レトロな空間。

古びた円卓テーブルがいい味を出しているね。

円卓テーブルもいいけれど、右側のテーブル席が落ち着いて食事できるので、できればこちらに座りたい。

せっかく来たのでガッツリ朝食メニューを頂くことにした。

料金はいたってリーズナブル。
80年以上続く老舗のお店だけれども、カフェということでメニューはほぼ英語表記なので、タイ語初心者にとっても頼みやすい。

メニューを見てみると…。おお!「Milo(ミロ)」というのを久しぶりに見た!!
ミロって昭和の時代にはよく飲まれていた記憶があるけれど、最近はどうなんだろうか…。大学生とかでもミロって知っているんだろうか。ココアみたいな味の麦芽飲料やね。


日本語では「ミロ」って言うけれど、実はその呼び方は日本独特のもの。英語で「Mine」っていうと「マイン」と発音するのと同様に、Miloもほとんどの国では「マイロー」と呼ばれることが多い。タイでも「マイロー」と呼ばれている。

日本語だとローマ字表記でMiは「ミ」だし、「ミロ」と読ませた方がわかりやすいって判断なのかな??
昭和のCMで「ミロ、ミロ、ミロ〜!」って連呼してたよね。

そして、注文した飲み物たちがこちら。友人がアイスコーヒーを頼んだので、そちらも一緒に。

注文すると、必ず熱いお茶も一緒についてくる。(砂糖入りの)コーヒーなど甘ったるいものを飲んだ後、熱い茶でさっぱりさせるのが中国式のコーヒーショップの習慣らしい。バンコクでもコーヒーを注文すると、熱いお茶も一緒に運んできてくれるお店は結構ある。

そして、お料理として頼んだのがこの2品。
大層年季の入ったお店なのだけれど、このお店の売りはアメリカンブレックファストなのだ。

左のお皿が、その「ブレックファスト」のヒトサラ。
フライドエッグとベーコン、ソーセージと中国ソーセージ(クンチアン)の組み合わせというフルコンボ。

右のお皿は「フレンチ・トースト」。
タイの老舗カフェでフレンチトースト出しているお店は初めてかも。気になったので注文してみたのだ。

出てきたお料理は…ほとんど見た目はカイチアウ(揚げ焼きタイ風オムレツ)やん!(^^

ブレックファスト(Egg with Bacon,Ham and Sausage and Chinese Sausage) 90バーツ

まずはおもむろに「ブレックファースト」から頂く。うんおいしい。タイのソーセージ(クンチアン)も加わっていること以外は、至ってフツー。安いしボリュームもあるし、この辺に住んでいるのなら朝ごはんは毎朝これでもいいなあ〜。

フレンチトースト(ขนมปังชุบไข่) Sサイズ35バーツ

そして、想像と大きく違ったフレンチトーストは…。 え?甘くない!
パンに含ませた卵液が油でカリカリに揚げられているけれど、食べてみると確かにパンの味がする。でも、甘くない。

しかし頼んだミロが激甘だったので、一緒に食べるにはこのくらいの味わいが丁度いいなあ〜と思った。

オールド・サヤームにパフラット市場…。この辺りはバンコクの中でもかなり個性的だね!
古き良きバンコクの街角の雰囲気も味わえるし、町歩きしていて楽しいエリアであることは間違いない。

再開発の波がやってくる前に、何度も訪れたい場所だなあと思った!

お店の場所と地図

店名  : オン ロック ユン(ออน ล็อก หยุ่น 円楽安)
営業時間: 毎日 05:00-16:00
行き方 : フアランポーン駅の4番出口を出て、チャロエンクルン通りをひたすら東に向かってまっすぐ進むと着く。しかし徒歩だと30分くらいかかるのでタクシーを使った方が無難。その他、チャオプラヤ・エクスプレスボートに乗り、「ヨートピマン」船着場で降り、地図を見ながら徒歩で行くという手もある。この場合は徒歩で17分?くらい。途中花市場やフローラルカフェ・パフラット市場等に寄りながら行くことができるので、こちらの方がオススメかも。

※ 記事中の値段は全て訪問時のものです。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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