(記事内で書いているのは全てコロナ禍前の体験です。)
クレット島といえば、素焼きとお菓子の島というイメージが強かったけど、最近は島の楽しみもバリエーションが増えてきた。
クレット島を訪れたのは4年ぶりくらい。島全体大きくは変わっていないけれど、今回紹介するお店とあと地ビールのお店もあったりして、なんだかちょっとオシャレな施設が増えたのかな?という印象だ。
島への行き方もあまり変わらない。バスで行く方法もあるけれど、今回はGrabタクシーを利用した。
適当にスクンビット近郊からタクシーに乗り、クレット島手前にあるワットサナムヌア/Wat sanam nuea(วัดสนามเหนือ)で降りる。
そこから渡し船でクレット島まで行けばいい。10分間隔くらいかな? 船がやって来るのでそれ乗ってクレット島へGO!
渡し船で島について、道なりに行くと大体右側にお店が色々あるんだけれど、今回は左手に見えたレンタサイクル屋で自転車を借りてみた。
自転車でスイス〜いと行く…つもりだったけど人が多くてなかなか進まない。(コロナ前なので混んでいたよ。)
しばらく進んで、気になったのがこのお店。暑いのでちょっと飲み物でも飲もうかと思い、たまたま入ったお店だったのだけれど個性的なお店だった。
このお店の売りは何と言っても「DIYセット」。生豆のコーヒーを自分で煎って飲むことができるのだ。
おお!なんだか面白そう!迷うことなくDIYセットを注文したよ。
島巡りするはずが、急遽コーヒー焙煎体験をすることになってしまった。
まず用意されたのが、ガスコンロと生豆。なるほどこの豆をこのコンロ使って煎るのか。よくある手持ち焙煎器でも使うのかと思ったら…。
小さい中華鉄鍋みたいなのが出てきたきた。これを火にかけて、木製のおたまみたいなやつでぐるぐるかき混ぜ続ける。
小鍋でおたまぐるぐるして豆煎るっていうのはなんかちょっと非効率的な気もするんだけれど、この鍋がちょっとちいさくて可愛らしく、
わざわざその鍋で豆を煎るっているのがなんだかユーモラスでおしゃれなのだ。
しばらくするといい匂いをさせながらお豆がどんどん色づいてきた。
いい感じに豆が黒くなってきたら、豆を別皿へ移していきなり店の外へ。
何すんのかな?と思ったらコーヒー豆をザルにあけてパンパンっと上下に振るうようにとのこと。
どうやらこれで豆についた余計な外皮を落とすことができるようだ。
店主の指導のもと、チャリンコが行き交うお店の前で豆をパンパンっと振るうことに。
お店に戻るとハンドミルがテーブルの上に用意されていて、それを使って豆を挽くという作業になった。
しばらくゴリゴリっとやっていると…。
お豆さんはこんな感じに。おお!本格的にコーヒーっぽいやないか。
豆をザルで振るう様子はさながらゴールドラッシュの鉱脈探しみたいだったけど、ここに来てようやく「コーヒー飲む」という行為に近づいてきた感じ。
器械に豆を取り付け、上からお湯を入れてしばらく待つとサイフォン式で器械の上部からコーヒーが湧き上がってきた。
出てきたコーヒーをコップに移し、アイスコーヒーのぶんはさらに氷を入れると…。
完成!いや手間暇かかった分だけ味わいは特別。
煎りたてなぶんだけ、いつも飲むコーヒーよりも香り高い気がしたよ。
ふと階下を見ると、タイ人の観光客が多かったかな? 皆同じようにDIYのコーヒーを飲んでいた。
一手間かけて飲むコーヒーの味はやはり美味い。お店のゆるふわな雰囲気もいいね。
クレット島もなんだかちょっとオシャレになったな〜!
この後は以前来た時も食べた花の天ぷらが売られているのを見かけてサクッと購入。シャクシャクっと食べて、クレット島を満喫したのでした。
お店の場所と地図
店名: クワムー(คั่วมือ)
クレット島。レンタサイクルを借りて順路通り行くと5分ぐらいで着く。
営業時間: 土日のみ 09:00-18:00
(新型コロナウイルスの影響で臨時休業や短縮営業を行っている可能性があります。)
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