เป็ดย่าง ペットヤーン
ローストダック
このお店はなんであまり紹介されていないんだろ??というくらい旨いお店。
バンコク都内の老舗市場といえば必ず名が上がる「ナーンルン市場」。
以前にもこのブログで紹介したことがあったっけ。
しかしながらスクンビット界隈の日本人がたくさんいるエリアからはちょっと離れているのでその後は訪問していなかった。
市場の入り口はこんな感じ。
中には老舗で絶品と謳われるお店がもちろんたくさんあるんだけれど、この日はお目当てのカノムブアンのお店が見つけられなくてちょっとがっかり。
代わりに茹でたとうもろこしを買ってみたりして。もちもちしていて美味しいよね。
以前ここに来て紹介したことがあるのはプラーネーム(魚のネームソーセージ)というちょっとユニークなお店と、このフードコートにあったカオクルックガピのお店だった。
以前来た時よりもちょっと綺麗になったような気がする。気のせいかなあ。
これは昔映画館だった建物。タイで一番古くて、1ラーマ6世の治世の頃作られ、1918年ごろに開かれたタイで最初の映画館だと言われている。今はもちろん映画館はやってなくて廃屋の状態なんだけれど、このように工事されてリフォームの真っ最中だった。博物館にでもなるのかな?
ナーンルン市場をしばらく徘徊した後に、訪れたのが市場の向かい側にあるこのお店。名前を「ジップギー(Jip kee จิ๊บกี่)と言う。ここは意外と見かけない「ペーットヤーン」(アヒル肉のロースト)の専門店だ。流行っているお店はどこも老舗!という感じのお店が多いこの界隈で、このお店もまた間違いなく老舗店だ。
気軽に立ち寄れそうなオープンな作りがいいよね。
店内はこんな感じ。古いけど清潔で、店員さんの態度もいい。ちょうど一番奥の席に座れたのだけれど妙に落ち着いた。こういうお店は間違いなく出てくる料理も美味しいので期待感はウナギ上り!
店頭ではおじさんが手際よくアヒル肉を捌いていた。常にオーダーが入っている状態なので忙しそう。こういう手際にいい所作は見ていて気持ちがいいねえ。
お料理は色々あったんだけれどももちろんアヒル肉中心。看板メニューの「ペットヤーン」を頼んでみた。それからご飯も食べたかったので「カオナーペット」も頼んでみた。いやまあほぼ「ご飯と一緒に一皿で」か、「大皿で肉だけ」かの違いだけなんだけどね。それでもどっちも気になるわけですよ。
そしてまず出てきたのが…ペットヤーン!!
おお〜香ばしそうな色をしたアヒル肉がスープに浸かりながら出てきた!
「ガイヤーン(鶏肉の炙り焼き)」といえば肉にタレを塗ったり漬け込んだりしたのち、炭火で焼いてお客さんに出すだけだけど、「ペットヤーン」は写真のようにsのあと汁っけのあるタレをかけてお客さんにサーブするお店がほとんどだ。
調理方法の違いは料理の出目の違いかな?ガイヤーンはイサーン料理だけれどペットヤーンは潮州料理からなんじゃないかな?と勝手に思っている。
見てください、この美しいお肉ちゃん。
アヒル肉に仄かに感じる、炭火の香り。それが臭み消しになっていて絶妙に美味しい〜♪
続いて出てきた「カオナーペット」の見た目はこんな感じ。上にのっかっているのは先ほどのペットヤーンと同じものだよね。
わかってたんだけれどご飯も食べたいしお肉ももうちょい食べたい!というわけで思わず注文してしまった。
美しい見た目に惚れ惚れするね!
パクッと食べると、はい、期待通り!
味もいいしお店の雰囲気も店員さんの対応も、トータルで非常にレベルの高いお店だった。
最近のGoogle マップの写真とか見ているとコロナで大変そうだけど、このぐらいのお店だとデリバリー需要も結構あるはず。
がんばってお店を続けて欲しいなあ。また行けるようになったら是非また食べてみたい!
お店の場所と地図
店名: ジップギー(Jip kee จิ๊บกี่)
※ ナーンルン市場の向かい側。ナコンサワン通りに面している。
営業時間: 金曜定休日 09:00-13:00
(新型コロナウイルスの影響で臨時休業や短縮営業を行っている可能性があります。)
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