幻想的なレストラン「HARMONIQUE」で食べた『カオタンナータン』セットと『プーパッポンカリー』!


ปูผัดผงกะหรี่ プーパッポンカリー
蟹のカレー粉炒め

西洋人に人気らしいけど、日本人には意外と知られていないお店に行ってきたよ。

お店の名前は「HARMONIQUE」。西洋とタイのハーモニーということなのだろうか。それともハーブとか食材のハーモニーかな?


お店の入り口はこんな感じ。知らないと全く気にしないで通り過ぎちゃいそうだね。
だけどこの奥は予想外の広さでレストランが広がっているのだ。


先ほどの入り口から入ってしばらく歩くと…こんな感じでレストランの本体?が見えてくる。
まさに「森をぬけるとそこには秘密のレストランがあった…」といった趣き。この入り口の感じはとてもいいなあ。


その横にあるのは…・ガネーシャ像とカエルと…何故か犬。
…うん、節操が無いといえばそれまでなのかもしれない。
でもまあ幻想的な古き良きアジアンテイストを出そうとして頑張っているのではないだろうか。
たぶんこのセンスも西洋人から見たら「幻想的!」となるんだろうな。


このお店は1993年にオープンしたらしい。1993年っていうと自分が初来泰した年やな…。そのときはピカピカだったのかもしれないけれど、今はちょっと古ぼけている。でも、その古めかしさが逆にいい感じなんだよね。

昼過ぎにきたからか、お客さんは少なめでゆったりとくつろげたよ。


オープンテラスの奥にあったのがラーマ5世の写真。西洋料理を広めたりタイの料理界においても多大なる貢献をなされたラーマ5世はレストランに写真が飾られていることも多いよね。

で、このお店の人気メニューは「前菜プレート」と「プーパッポンカリー」らしいので、そちらを頼んでみた。


どどん。前菜プレートは「カオタンセット」を頼んでみた。「カオタン(ข้าวตัง)」って言うのは写真前にあるご飯をあげておこげ状のパリパリにしたやつのことね。
これにディップソースをつけて食べる料理のことを「カオタンナータン(ข้าวตังหน้าตั้ง)」と言う。元々はタイの宮廷料理だね。それがちょっと高級な感じでサーブされて出てくるのは良いなと思った。


ソースをつけて、パクッと食べると…。うーん、クリーミー!カレーは全然辛くなくて甘味が強い。塩っけももまああるので甘すぎるってことは無いかな。
パリパリいただいた!


カオタンと一緒についてきたのが「ガイホーバイトゥーイ(ไก่ห่อใบเตย)」。鶏肉をバイトゥーイという葉っぱで包み焼きにしたものだね。

タイ料理としては定番だけど最近あんまり見かけないよねこれ。(屋台で食べることが多すぎてレストランの料理が食べられてないだけかな?)このブログでもこの料理紹介したのはだいぶ前かも。

バイトゥーイを鶏肉から剥がすのに手間取ったけれど、モリモリ美味しく頂いた!味わいは他で食べたときの味とそんなに変わらなかったかも。


そして最後に頂いたのが「プーパッポンカリー」。

こちらのお店の「プーパッポンカリー」は見た目がかなり独創的。

鉄板の上にぷるんとしたカレールーがとろんと乗っかって出てきた!


カレー粉とココナッツミルクと卵で出来上がったトロトロは、日本の茶碗蒸しに似てなくも無い。
写真だとあまりわからないけれど、そのトロトロの中にはほぐした蟹の身がみっちりと入っていた。

うんうん、カレーの風味はあるけれど、ちょっと味付けは甘めで全然辛く無い。しかしこのとろ〜んとした味わいは結構病みつきになるかも。

味付けもちょっと西洋人向けって感じだったけれど、お客さんはタイ人が多かったかな?

自分は辛い料理、全くもって大丈夫なんだけれど「辛いのはまるでダメだからタイ料理食べられません」って人、たまにいるよね。
そう言う人には強烈にお勧めできるお店だった!

お店の場所と地図

店名: HARMONIQUE(ฮาร์โมนิค)
※ ジャルンクルン通り ソイ34。マンダリンオリエンタルホテルバンコクより徒歩圏内。

営業時間: 日曜定休 月ー土 11:00-19:30

(新型コロナウイルスの影響で臨時休業や短縮営業を行っている可能性があります。)

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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