ผัดเผ็ดกวาง パットペットクワーン
鹿肉の辛味炒め
タイ料理のジャンルには「アーハーンパー อาหารป่า」と呼ばれるものがある。直訳すると「森の料理」という意味だけど、簡単に言うと(森の中で賄ったような、)野生生物を使った料理という意味だ。
昔はそれこそヘビ肉だとかネズミだとか、いろいろな動物の料理が楽しめたらしいんだけど、近年規制が入りゲテモノと呼べるような食材を出す店は少なくなったとの事。実際に売られているのを確認したかったので、ちょっと残念…。
しかしながら、今でもイノシシ肉や鹿肉、カエルや地鶏など普段あまり食べられないお肉を楽しめるのだ。
この「アーハーンパー」のお店は、郊外にあることが多くて一人で食べに行くのは無理かな〜と思っていたら…ありました!徒歩圏内に発見!(←私、今は日本に住んでいますよ〜念のため。在タイ時代の頃のお話ね。)
ジャーンプロートというお店。何気なくあるので、うっかり見落としてしまいがち。
大抵の日本人は、ここより向かいにあるシックスコーナーというカフェに注目してしまうはず。
(小洒落てて、イタリアンとかもあってエアコンも効いてて、正にオアシス!という感じのいい店なんだけど、このブログの趣旨には合わないので紹介できず残念…)
アーハーンパーのお店といえば、なんとなく昭和っぽく…はないけどプアチウィットの音楽とかかかっていそうで垢抜けない感じのお店が多いイメージ。けど、このお店は大学にも近くバンセーンのリゾート地にも程近いからか、結構おしゃれな雰囲気。
そんな中、注文したのがコレ!どどどん!
「パットペットクワーン(鹿肉の辛味炒め)」だああ!!
…鹿肉って、日本にもあるしそんなに珍しくもないけど、それでもあんまり食べる機会って無いよね。食べてみると…意外と柔らかくって美味しい!! ハッキリ言ってタイのマズイ牛肉より数段上の柔らかさ。これやったらずうっと鹿肉でええやん!と思えてくる。
「パットペット」というチョイスも個人的にはグッドだったな〜。肉と一緒に写真に写っているのは、クラチャーイ(กระชาย 和名は白うこん??)というハーブ。ショウガみたいだけど、ショウガとゴボウの合いの子みたいなハーブなのだ。これにバイマックルート(ใบมะกรูด コブみかんの葉)等も入っていた。
ピリ辛に炒められているので、肉の臭みは全く感じられず美味しく食べられたのでした!
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おおっ!
鹿肉ポン~~
食べたいポン~
おしかちゃんも大好きポン!(笑)
クラチャーイ(Boesenbergia rotunda (L.) Mansf.)は、しょうが科ポンが、ショウガでもウコンでもないポンで、分類的にもまさにMSDさんが感じた風味どおりになるポン
和名はオオバンガジュツというらしいポンが、カジュツ(紫ウコン)とは違うポンで、なんでそういう名前なのかわからんポン~
うーん、クラチャーイの学名がポンっと出てくる辺り狸田さんやはり只者ではないお方ですね。汗
日本でタイ料理作るとき、クラチャーイの代わりに生姜とゴボウ混ぜて使ったら、本場の味に近くなったりしないですかね~。