季節外れ…オールドスタイル『カオチェー(屋台版)』

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ข้าวแช่ カオチェー(屋台版)
カオチェーの季節はもうとっくに過ぎているけど、写真はまだまだ撮りためてあるので、話題はまだ四月…
ごめんなさいっ m(_ _)m
で、前回の「高級料理」としてのカオチェーを食べた後、「カオチェーって高い料理だけなんかな〜」と考えながら、町中を歩いていると、発見!! バンコクにも路上でカオチェー売ってるところがあるんやね。
場所はいつものバンランプー市場。この市場、ホント探せばいろんな食べ物に出会えるなあ(^^
ヤワラート程混んでいないし、周りのプラアーティット通りとかディンソー通りとかも町歩きが楽しいし、カオサンが西洋人でごった返している割にはかなりの穴場感。
肝心のカオチェーは上の写真のようにおばあちゃんがかなり無愛想な感じで売っていた。恐る恐る注文。

P1060746カオチェー(屋台).jpg
買ってみたら、こんな感じ。

早速試食。本来は冷やして食べるもんなんでしょうけど、冷蔵庫もないのでワイルドにそのまま頂いた。カオチェーを冷やさないで食べるんだぜぇ〜(←ワイルドな表現がもう既に古い…)
食べた瞬間、思ったのは… う…抹香臭い!!!!
デパートで食べたカオチェーはいい香りだったけど、カオチェーには花から香りをとった香水を入れるらしく、多分それがすっごく抹香臭いんだと思う。
そういえば、同僚の先生に「カオチェーって食べたことありますか?」って聞いたとき、「カオチェーって…食べるものじゃないって思っていました…。」と言われたっけ。恐らくこういう風味のカオチェーをイメージしていたんだろうなぁ。
でも、次またカオチェーの季節がやってきたら…もちろん、買いまっせ!!
いつものとおり、レシピ動画を埋め込んでみました(^^

*動画の中では、カオチェーはもともとタイの料理ではない、もとはモン族の料理で新年の祝いに使われたものだということを強調して言っていますね。一般的にはラーマ5世の時代に王様為に開発されたものとよく説明されますが、動画によればもともとモン族の料理としてあったものをラーマ5世の時代にタイ料理に取り込んで有名になったということです。(説明難しくて詳しいことはよくワカリマセンが…^^); )
 あと、「ラーマ5世の時代には氷はなかったが、素焼きの鍋を使って水を冷やして作った」とも言ってますね。あれですね!素焼きの壷を濡らして暗所に置くと気化熱で水がすごく冷えるってやつですね!小学生の時習ったような気がします。料理にそんなハイテク使っていたなんてすごいですね。 あと、動画では香り付けにろうそくを使用していますけど、伝統的なタイのお菓子ではポピュラーな香り付けの方法です。日本人の感覚だとかなり余計な香りなんですが…。
 水は昔は雨水を集めて作ったそうです。他の食材も昔は集めるのがすごく大変だったんでしょう。昔は今よりもずっと手間暇かけて食材を集める必要があり、文字通り「御馳走」だったことがよくわかりますね。
いい動画だと思いました!!
(動画がタイ語なので説明の丁寧っぷりが他の人に伝わらないのがもどかしい…。100%理解できないのももどかしい…)

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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