青い飲み物、初体験!「ブルーホエール・マハラート」の『バタフライピー ラテ』

前回、ご紹介した「花のカフェ」同様、せっかくバンコクに来たのだから、バンコクにしかないようなカフェに行ってみたい!ということで行って来たのが、青いバタフライピーのカフェ!「ブルーホエール・マハラート」です。三島由紀夫の小説「暁の寺」のモデルにもなったお寺、「ワット・アルン」の近くにあります。

青い飲み物、青い食べ物って、日本ではほとんど見かけませんよね。一方、タイでは古くから、バタフライピーという青い花が飲用、食用に使われてきたそうです。バタフライピーは、東南アジア・インド原産のマメ科の植物で、青い花のハーブ。タイでは、ハーブティーや化粧品、お米やお菓子の着色などに広く使われているそうで、髪や肌にツヤとハリをもたらし、アンチエイジングと目の疲れに効果があるとのこと。タイ語では「アンチャン」、日本語では「蝶豆」と呼ぶんだそう。まるで、羽を広げた青い蝶のように美しい花です。そんなバタフライピーの青いラテが飲めて、しかも、物凄くお洒落でインスタグラマーに人気のカフェがあると知って、行って来ました。

「ワット・アルン」の観光帰りにてくてく歩いて、お店に到着。外観もブルー。入り口には、お目当てのバタフライピー・ラテの写真が貼られていました。これは、素敵!

中に入ると、どどーん!と、「ホエール」、鯨が迎えてくれます。壁面のタイルも、ブルーのグラデーションで、魚の鱗のようなデザイン。海に飛び込んだかのように爽快な気分にさせてくれる、ブルーで統一された店内です。

さて、お目当てのバタフライピーラテの登場です。おお〜、美しい〜!!!
まずは、アイスバタフライピーラテ。深いブルーと白のコントラスト、そして、上に添えられた紫がかった花。芸術的です。しばらくパシャパシャ写真撮影に夢中になってしまいましたが、肝心のお味はというと、ミルクに自然な甘味のシロップを足したような感じ。バタフライピー自体には、これと言って特徴的な味は無いんですよね。あえて言うなら、豆っぽい風味を感じたかな。決して甘過ぎず、スッキリと上品な味に仕上げてありました。

続いて、ホットバタフライピーラテは、淡いブルーに白のラテアート。可憐ですね。ホットの方が、若干、豆っぽい風味を強く感じましたが、こちらも優しい味でした。

こちらのお店、この魅惑的な青いラテだけでなく、スイーツや軽食も充実しています。頼んだのは、スクランブルエッグとベーコンとクロワッサンのセットとバナナたっぷりのピーナツバターとヌテラのトースト。とっても美味しかったんですよ〜。それに、見てください、この盛り付けのセンス。このヌテラソース、出された時は、お皿の柄だと思っていました。

絵の具でも使ったかのようなディープブルーとパステルブルーのラテは、絵画さながら眺めているだけでも癒されます。お店は木曜定休で午前10時から午後8時までみたいですね。バンコクお寺巡りの際には、是非、足を伸ばされてみてはいかがでしょうか。

お店の場所と地図

店名: ブルーホエール マハラート (Blue Whale Maharaj)
営業時間: 10:00-20:00(木曜定休)
行き方 :BTSサパーンタークシン駅よりフェリーに乗車。「ターティアン」船着場を降りた後、まっすぐ歩き一番初めの交差点を右に進む。右手に細くて細々した通りが続くが、5番目の細い通り(ソイ)を右に曲がるとお店がある。

 

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