プーケット ババ・キュイジーヌを巡る旅② 名物の福建麺『ミーホッケン』はやはり美味!


หมี่ฮกเกี้ยน ミーホッキエン
福建麺

「プーケット ババ・キュイジーヌを巡る旅」(その2)

今回のテーマは…「福建麺」!

プーケットの食と言って、外せないのはやっぱり福建麺。
「ホッケンミー」といえば、シンガポールやマレーシアの代表的な麺料理だけれど、プーケットの料理としても有名だ。
バンコクや東北・北タイでは全く見かけないので、これを食べると「タイ南部にきたな〜」という感じがする。

僕のタイにおける「福建麺」の初めての出会いは、大学生の時だったか。
ピピ島に行く前に、クラビーに立ち寄ったんだけど、そこでふらっと入って食べた麺が、福建麺だった気がする。

あれからもう時間はだいぶ経ったけれど、久しぶりの福建麺との邂逅に、心揺らぐものがあるプーケットだった。


プーケットの旧市街は、よーく見たら電信柱の撤去も終わっているのね。建物も美しいし、タイの他の地域とはだいぶ違うなあ。

決して広くない旧市街には、魅力的な食べ物が盛りだくさん。どれにしようか、迷うねえ。

訪れたお店


色々紹介したいお店はあるんだけれど、とりあえずは今回のお料理も、この「ロックティエン 」から。
一つのレストランのような佇まいだけれど、お店の中は食べ物の種類ごとに別経営?になっている、フードコートのようなシステムだ。
まあ、フードコート内のお店を2件巡ったようなものだ、と考えていただきたい。


メニューを見てみると…。「福建麺」を使った料理は6種類あるみたいやね。
メニュー中央には
「ミーホッケンナムクントムヤム」(英語表記:MEE NAM TOM YAM KONG)
(福建麺の海老スープトムヤム風味)
「ミーホッケンナムクンスッボラーン」(福建麺の海老スープ古式スタイル)
「ミーヘンホッケン+ナムスープ」(福建麺の汁無し+スープ)
とあり、その下には
「クイッティアウパットホッケン」(クイッティアウ麺の福建風炒め)
「ビーフンパットホッケン」(ビーフン麺の福建風炒め)
「ミールアンパットホッケン」(黄色麺の福建風炒め)
とある。(黄色麺、っていうのは福建麺のことだけど、メニュー名が「福建麺の福建風炒め」だとちょっとクドいので、こう書かれてるんだろうな。)

とりあえず、注文してみたのは「定番」であるはずのこの一品。

今回のお料理

หม่แห้งเกี้ยน+ น้ำซุป 汁無し福建麺とスープのセット

焼きそばっぽいやつはよく見かけるので敢えて定番を外し頼んでみた。見た目は普通のクイッティオウへーンとか、クアガイに似ているけど中の麺は福建麺なのだ。


定番の麺を持ち上げた写真を取り忘れてしまった…。

パクッと食べると、味わいは意外とノーマルな汁無し麺。でもやっぱり麺が日本の焼きそばの麺に近い福建麺だ、ってところが最大級の違いかな。

一緒に付いてきたスープをゴクッと飲み込むと…。おお!こちらは全然違う!かなり干しエビの香りが効いており、干しエビスープを飲んでいるような感じ!
流石に海に囲まれた土地だけに海産物の使い方が贅沢だな〜と、妙に納得した。(この海老風味のスープがプーケットの定番なのかどうかわわからないんだけどね。)

こちらは炒め麺。つまり焼きそば。汁ダクなので全然焼きそばには見えないけどね。
ツユダクだったので、パリッと炒まった食感はなかったけれど、味わいはまさに福建炒め麺。美味しくいただいた!

お店の場所と地図

店名:ロックティアン(Lock thian 楽天 ลกเที้ยน)
営業時間: 9:00-17:00 火曜定休
場所:プーケット旧市街。旧市街は徒歩で散策できるので、googlemapを見ながら歩いて行ってみよう。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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