หมูออ็ง ムーホーン
プーケット風 豚の角煮
プーケットの「食」を巡る旅 …とはいえ、やはりプーケットは一大観光地。食べてばかりいるだけでは勿体無い!というわけでお勧めしたいのがこちら。
ワット・チャローン(วัดฉลอง)
プーケットで最も大きいお寺で、観光地でもあるけれど地元で最も信仰を集めているお寺でもある。
プーケットのチャローン地区にあるため、この名前で呼ばれているらしい。常に爆竹が鳴らされ、お祈りが行われている。
プラヤイ ムアンプーケット(พระใหญ่เมืองภูเก็ต)
通称ビッグブッダ。2004年の津波があった際に建立された。高さ45メートルあるそうで、とにかくでかい!
あたりは見晴らしも良く、絶景が広がるナイスなビューポイント。
そんなこんなでプーケット旅行を堪能した後で、訪れる価値のあるお店、と聞いていってみたのがこちら。
名前は「ラヤレストラン」という。
このブログではあんまり出てこない、ちょっと高級感溢れるお店。(^^
その佇まいにちょっと緊張しながらお店を覗いてみた。
高級感はあるけれど、店員さんの接客はあくまでもフレンドリー。庶民的な優しさを感じたよ。
古いプーケット式の邸宅?をリノベーションしたこのおみせ。クリーム色の内装は見ているとどこかホッとしてくる感じ。
まさに古き良きタイランドといった感じ。
このお店はプーケットの伝統的なお料理が食べられるということで、楽しみにしていたのだ。
看板料理を3品注文してみたよ。
ミーフンゲーンプー(หมี่หุ้นแกงปู) ビーフンとカニカレー
カノムチンではなくて、「ビーフン」という表記。確かにカノムチンみたいにボテッとした感じはしなかった。
カニ肉がたっぷり入っていて、カニの風味がよく出ている。そしてココナッツミルクがタップリ入っているので、濃厚なめらか!な味わいだった。
パットシャップルーサイカイ ผัดชะพลูใส่ไข่
バイシャップルーと卵の炒め物。
バイシャップルーといえば、バンコクあたりだと「ミャンカム」という料理でよく使われる。
っていうかミャンカムぐらいでしかバイシャップルーって使っているのみたことないけれど、プーケットでは炒め物の材料としても使うのか。へえ〜そうなのか。
パクッと食べてみると…。バイシャップルーは意外と葉がしっかりとしていて、ロメインレタスぐらいの歯応え。でも葉っぱの表面はすべすべしているので、それが独特の食感を生んでいた。
そして最後に控えるのが…こちらのお料理だ!
ムーホーン プーケット風豚の角煮
タイ料理の「豚の角煮」といえば「パロ」が一般的だけど、それよりももっと濃厚な仕上がり。
「パロ」のほうはもうちょっと汁気が多くて、「五香粉を味付けに使ったおでん」みたいな仕上がりだけど、こちらの方が所謂日本でいうところの「豚角煮」にずっと近い。日本の豚の角煮は日本酒やら味醂やらで風味をつけるけど、ムーホーンの方は五香粉や 椰子砂糖で風味がついている感じ。
パクッと食べると…。うう〜ん、お肉がトロトロでおいしいぃぃん!!
このお店はちょっと高級な感じだけれど、同じ料理はナイトマーケットなどの屋台でも売っていたし、食べることができた。
バンコクではまず食べることのできない料理が目白押し!バンコクにもタイ南部料理のお店は沢山あるけれど、なぜかプーケットの料理は全く見かけない…。何故なのか。
旨くて珍しい価値ある料理に出会えて、大満足なのだった!
お店の場所と地図
店名:ラヤレストラン(ร้านอาหาร ระย้า Raya Restaurant)
営業時間: 10:00-22:00 毎日営業
場所:プーケット旧市街。旧市街は徒歩で散策できるので、googlemapを見ながら歩いて行ってみよう。
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