プーケット食巡り⑤ 遭遇!激レア菓子『カノムアーコ』と郷土料理『オーウターウ』


ขนมอาเก๊า カノムアーコ
タイ南部風焼きプリン

泊まっていた宿の女主人に「この近くに土日の夜にやるナイトバザールがあるわよ」と聞いてやってきた。プーケットの旧市内で行われるナイトバザールは有名だけれども、それとは別に宿の近くでナイトバザールもやっているらしい。

気になったのでふらっと言ってみたよ。


到着。ナイトバザールは近くの公園でやっていた。たくさんの人が来ていて、賑やかな感じ。

このナイトバザールの中で、非常に気になるプーケット(及びタイ南部の)郷土料理を見つけることができたよ。

まずは、なんとも気になったのがこれ。ヒジャブを着たお姉さん方が売っていたお菓子が爆売れだった。

どんどんなくなっていくので、写真で撮るとなんだか売れ残っているみたいだけれど、とにかくどんどん売れていくので出来上がりを陳列している暇がないのだ。

このお菓子の名前は…「カノムアーコ」 解説によると、どうやらプーケットを超えた、タイ深南部三県(ヤラー県、パッタニー県ナラティワート県)で作られる伝統的なお菓子らしい。

そこまで行っちゃうとタイ人でも旅行で行くって人はあんまりいないんじゃないかな?これは本当に非常に珍しいお菓子だと思う。果たしてどんな物なのか??

カノムアーコ ขนมอาเก๊าะ

早速買って、食べてみた。食べてみると…。

おお!なんだか焼きプリンのような味わい!!

中身はこんな感じ。プレーンで、食感はやや固め。

炭焼きして水分を飛ばし、少し焦げ目を入れた焼きプリンといった感じ。意外にも非常に親しみやすい味わいだった。


次に目についたのは…コレ!

ぱっと見はパッタイでも作っているのかな?と思ったんだけれど、なんだかちょっと違うみたい。


料理の名前は…「オーウターウ」。はっきりと解説には「プーケット郷土料理」と書いてあるね。

材料も丁寧に書いてあるけれど、生地となる粉と、鶏卵、タロイモ、小さい牡蠣、ケープムー(豚の皮を揚げたやつ)、唐辛子、ニンニク、タイ黒醤油だって。

注文すると、材料を鉄板で 炒めてくれる。作り方はホーイトートとかとそんなに変わらない感じ。

オーウターウ โอวต้าว

出来上がり!!

見た目は…パッタイそっくりに見えるね〜!


パクッと食べてみた。ホーイトートのようなものかと思ったら、全然違った。タピオカ粉が焼けてお好み焼きのようになったピラピラと、タピオカのお芋のフカフカな感じ、それからケープムーのカリカリが相まって独特の食感になっている。 黒醤油はそんなに塩辛くなく、 素材の味がしっかり感じられた。

どれも特設屋台の食べ物なので、次に訪れたときに必ず食べられる…とは限らない。
なので今回はGoogle mapはなし。

プーケットのナイトマーケットを歩いたら…運がよければ食べられるかもしれない!それでもカノムアーコはなかなか食べられないはず!どうしても食べたい場合はナラティワート県まで行くしかない!!

 

 

 

 

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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