ปูดำไข่นึ่ง プーダムカイヌン
卵持ちノコギリガザミの蒸しもの
夏だ!タイ旅行だ!どこ行こう??
と、いうわけでいろいろ吟味した末選んだのが、「激旨!タイ食堂」さんが主催する「「神秘の洞窟&シャコやカニを満喫する半日トリップ」というツアー。
(ちなみに最近はきちんと法人化されて、「TRIPLL」という会社組織として運営されているとのこと。)
ペチャブリー県にある「タム・カオルアン」という洞窟に行くツアーがあったので、参加してみた。
出発は朝8時。いろいろあって数分遅刻し、皆様にご迷惑をかけてしまった。すみまそん!
大型バスは満員御礼。バスが走ってしばらくすると、TRIPLLのガイドスタッフであるカヌンちゃんが、今回のトリップについて簡単な説明をしてくれた。
目的地へは、1時間少しで到着。駐車場で大型バスから地元のソンテウに乗り換える。
ソンテウはトラックを改造したタイプやね!
ソンテウで3分ぐらい走った後、目的地のタム・カオルアンへと到着した。
階段をしばらく登った後にあるのがこの入り口。意外と狭いね!
門をくぐって階段をどんどん下りていくと…。
おお〜!! なんとも幻想的な世界が広がっているね!!
「タム・カオルアン」というのはRoyal Caveという意味らしい。洞窟の中にはナンクラオ王とモンクット王に捧げるためチュラロンコーン大王が作らせた仏像が祀られている。
ペチャブリ県内でも重要な洞窟なのだそうだ。
上から漏れ射す光が幻想的!
晴れた日にはもっと光が差し込みいい雰囲気になるそうなのだが、曇り空のこの光でも十分満足だった。
…と、これだけでこの記事終えてもいいくらいの勢いなんだけど…。いやいや「飯」を食わないと旅は終わらない!!
そんなわけで、この後は食事!! グルメツアーなので食事もとっても充実していた。再びバスに乗り揺られること1時間強。「ターウォンシーフード」というレストランへとやってきた。
…ここに来るまでに、バスの運転手さんがちょびっとだけ道を間違えて、一度Uターンしたけどね! まあそれもご愛嬌。
エアコンが効いたVIPルームへと案内され、食事が来るのを待ち続けた。
そして、しばらく待っていたら来たのが…これや!
「ปูดำไข่นึ่ง プーダムカイヌン」卵持ちノコギリガザミの蒸しもの
プーダムはプーパッポンカリーなんかにも使われるカニだね。山盛りで登場! 旅行参加者は多かったけど、カニさんはたくさんあったのでモリモリ食べることができた。
蒸しガニなので、カニ自体に特に味はついていないけれど、プーカイ(カニの卵)の味が濃厚なので何も付けずにパクッとやっても結構いける。ナムチムシーフードが用意されていたので、それを付けて食べる→何も付けないで食べる→… というサイクルを何度も何度も繰り返してしまった。
次にテーブルに来たのは…
「ปลาหมึกผัดกะปิ プラームック パット ガピ」 イカのガピ炒め
「ガピ炒め」という料理を、このブログで紹介したことはなかったな・・・。 ガピは沖アミを発酵させて作るタイの調味料だけど、この近辺はガピの生産地らしい。
地元のガピで炒められたイカは香り高く、美味しかった!
褐色のソースが、ガピを炒めたものやね。
もう少し塩辛いのかと思ったけれど、それほどでもなかった。ガピの発酵の香りがとてもいい。
これは日本に帰っても、真似して作ってみたい一品だな〜。(ガピは家にあるので。)
最後に来たのが…。お待ちかね!
「กั้งไข่ดอง ガンカイドーン」卵持ちシャコのナンプラー漬け
シャコ、というと日本だとお寿司のネタとして登場するくらいで、こんな風に生に近い状態で食する機会はあんまりないんじゃないだろうか。
タイでは、海に近い町だとヤムにしたりして生食に近い形で口に入れる機会が結構多い。以前、このブログで「ヤムガン(シャコのヤム)」は紹介したことがあったけど、
ナンプラー漬けを食べるのは初めてかも。
ずりずりっと持ち上げて、食べてみる。
毎回思うんだけれど、殻付きのシャコってどうやって食べればいいんだろ?
よくわからないのでとりあえず硬いところは取り除き、残りは殻ごとシャクシャクっと噛み砕いて食べてみた。
…うん、うまい!とろっとしていて、身はエビよりもやや甘味がある。ナンプラー漬けなので醤油味がやや強いかな。酒が進む一品だ!
(お酒飲まないけど。)
去年もそうだったけれど、個人ではちょっと行きにくい、でもフツーの観光地へ行くだけじゃちょっと物足りないという人にぴったりな「TRIPPLE」さんのツアー。
他のツアーも面白そうなものがたくさんあるので、また来年も参加してみたいと思う。
「激旨タイ食堂」の激旨ツアーの詳細は、以下のリンクに詳しく書かれているよ。
興味がある人は、参加してみたらいいかも!
2021年追記:新型コロナウイルスの影響もあります。興味がある方は「TRIPPLE」さんに問い合わせてみてください。
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