北タイでみつけたローカル料理!豚肉の血を使ったインパクト大スープ『ルー』の汁無し版


หลู้ ルー
北部風豚の血スープ(写真は汁無し版)

ちょっともう古い話なんだけど、北タイに行った時に出会った料理の写真がまだまだある!ので紹介していきたいと思う。

チェンライの街を歩いていた時に、ざっかけなく「ルー」と書いた看板だけを掲げるお店を何軒か見かけた。気になったんだけど、あいにく移動中だったりお店が閉店中だったり。後日改めて、北タイ料理が充実しているお店を探して、食べに行ってみたよ!

到着!
でも、お店の外観を撮っていたと思ってたんだけど、写真が見つからない…。とりあえずメニューはこんな感じだった。
イサーン料理と北タイ料理は似ている部分もあるからか、ハッキリ分けて書かれていないんだね。ラープ系の料理のメニューがたくさん書かれているところ(写真左上)に「ルー」の表記があった。迷わず注文!

しかし…。事前の調査(グーグル先生)によって、ルーという料理はかなり見た目がグロテスクなことが既にわかっていた。イメージしてもらうと、生血のスープの中にお肉がプカプカ浮かんでいるような・・・そんな感じ。個人的には別にそれでもイケる!と思ったんだけど、いちおうブログで不特定多数の人に写真を晒さなければならないわけで…。

不快に感じる人のことも考慮して、モザイクとかかけるのもしんどいしなあ。

そんなこんなで躊躇っていると、お店の人から有難い一言が。「『スック』にもできますよ!」とのこと。

「スック」とは、すなわち「火が通っている」という意味。なるほど。生血のスープがダメな人でも、火を通したものなら見たもマイルドだし、いいかもしんない。

「ただ、火を通したらスープではなくて(お肉にソースをかけたような」一品モノのメニューになります」とのことだったけど、お願いして火を通して持ってきてもらった。

(「おいらは生血ぐらいなんてことはない!なんて軟弱なブログだ!と思った方は北タイに行って是非とも生血バージョンに挑戦してみてください!グーグルの画像検索で「หลู้」と入力すると、どんなものかよくわかります。)


ルーだけだとちょっと物足りないので、北タイの代表的カレー「ゲーンハンレー」も注文した。
豚の三枚肉(バラ肉のことね)と生姜で味付けしたこのカレー。味わいが日本のカレーに似ていてとっても食べやすい。

脂身は苦手って人がいるかもしれないけれど、じっくり煮込まれていて口の中でとろっととろける柔らかさ。本場のゲーンハンレーはやっぱり一味違うな〜。(^^


そして、メインの一品「ルー」がいよいよ到着。なるほど!これが「ルー」か。

お肉らしい褐色の食材に、ケープムー(豚の皮を揚げてカリカリのスナック菓子状にしたもの)等のカリカリ素材が振りかけられているね。

それと、別皿で麺を揚げて作られたこれまたカリカリの食材が添えられている。どうやら、これをまぜて食べろということらしい。


素直に従ってサラサラっとかけてみるとこんな感じになった。おお!これは美味しそうかも!

火を通したことによって、ルーのグロテスクな感じはなくなった。火が通った結果、煮詰まってあえ物のようになっている。どこに血の汁が入ってたんやろ?とも思うけど、揚げ物の下にある褐色の食材がそれらしい。
なにはともあれ食べてみた!


スプーンですくって食べてみた。辛味はすくなくとろっとしたあじわい。

なんと言うか、ステーキや焼肉から流れ出す褐色の肉汁=血だけを集めてソースにした感じ。)コブミカンの葉で香り良し。
春雨フライのぽりぽり食感も相まって美味しかった!

お店の場所と地図

店名: ラープ サナームキーラー チェンライ(ยอด ผัดไทย หอยทอด)
営業時間: 毎日 10:00 – 20:00

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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