プーケット食巡り⑦ 最終章!!『ミースアナーム』と『バクテー』で汁三昧!

ミースアナームとバクテー

長かったプーケット特集もいよいよ最後。

ほんとはもっと紹介したい料理もあったんだけれど、そろそろプーケット以外の地域の料理も紹介したくなってきたので、この特集は今回をもって一旦休止ということにしよう。

今回紹介したいのは、これまたプーケットを代表する料理の一つと言える「バクテー」と、プーケットの朝の顔「ミースアナーム」だ。

バクテーとミースアナームを食したお店はこちら。「コピーティアム」というオールドスタイルのカフェ。
旧市街のタナオ通り(前回紹介した、日曜夜はプーケットウォーキングストリートになる通り)に面しているので、観光客のお客さんが多かったかも。

お店の中もこのように綺麗。僕はお店の外のオープンスペースで食事したけどね。

席に座って、開口一番「バクテーとミースアナームで!」と注文すると、店員の女の子に「え?汁物2つも食べるの?なにそれへんじゃん笑」とナチュラルに笑われた。わかる…。わかるよ、たしかにそーだ。

日本でも中華スープとラーメンを同時に頼む輩は滅多にいない。

しかし、旅行者の時間は限られている。この日がプーケット滞在最後の日。明日はないのだ、明日は。
今日食べなくて、いつ食べる!!??

と、熱く店員の女の子に語り…はしなかったけれど、「時間ないけどどっちも食べてみたいんだよ」とクールに言って納得してもらったのだった…。


そんなわけで、まず出てきたのがバクテー。おお!スープの色が黒い!バンコクにも肉骨茶のお店は数軒あるけれど、ここまでちゃんと「漢方スープ」な色を出しているお店はまだ見たことがない。

バンコクでは白菜なんかも入っていて、どっちかというと「お肉のスープ」感が強い一品が出てくることが多いけど、(ホテルとか高級店だとまた違うのかな?)ここのお店のはバンコクのと全然違っていた。

パクッと食べてみると…まさに薬膳スープ!!
漢方の香りがバンコクのものよりずっと強い。

他の国では食べたことがないのでなんとも言えないけれど、この薬膳の濃さがプーケットの肉骨茶の特徴なのかもね。

次に出てきたのがこちら。「ミースアナーム」
麺はパッと見、「ミーホンコン(タイで、『香港麺』と呼ばれている麺」にかなり近いかな。でもミーホンコンは炒め物にすることが多いはず。「ミースア」はプーケット郷土料理の麺で、汁入りスープ麺として食べることが一般的だ。

出てきた薬味をぜ〜んぶ麺の上に乗っけてみたよ。

麺だけを持ち上げてみると…。なるほど。これはまあ、日本の「にゅうめん」を想像してもらったら丁度いいかな。

実際、「ミースアナーム」は朝ごはんとして食べたり、体調を悪くした人が食べることが多いんだって。

卵と白菜と生姜という組み合わせも、なんだか胃痛を救ってくれそうな感じがする組み合わせだよね。食べてみると、小学生の頃の給食に出てきそうな優しい味わいだった。

…しかし、何故か 麺の量はやたらと多く、朝から満腹になってしまったのだった…。

今回でプーケット特集はおしまい!と冒頭では書いたけれど、もうちょい紹介したい料理もある。しばらくしたら、またプーケット料理、紹介することがあるかもしれない。乞うご期待!?

お店の場所と地図

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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