ビーフガパオライス
毎年夏が近づくと必ず かってたべていたものがある。毎年6〜7月ごろ発売される、ほっともっとの「ガパオライス」だ。
7月の中ごろ、「そういえば今年って、ほっともっとのガパオライス食べてないよな。」と思っていた。例年の発売時期が来ても新商品のアナウンスもなく、今年は「ガパオライス」なしなのか〜と思っていた。
そうこうしているうちに8月になってしまった。8月は例年通り、タイに行って美味いもの三昧の生活を送っていた。ほっともっとのガパオライスのことは忘れていたのだが、在タイ中に飛び込んできた突然の一報!それが「ほっともっとがビーフガパオライスを期間限定発売」というニュースだった。
いつもはこの商品、6〜7月ごろに発売されるのだが、今年はどうやら少し遅れて8月の発売になったらしい。そして、今年はなんと…牛肉でガパオライス!?
気にはなっていたけれど、8月はタイにいたので今年はもうこのメニュー食べられないなと思っていた。
そして帰国後、バスに乗って車窓を眺めていると…まだあった!「ビーフガパオライス」ののぼりが!
「もうすぐ終了」ということなのでこの記事を書く頃にはもしかすると販売終了しているのかもしれないけれど、とにかく食レポすることに決めたのだった。
到着!夜で、しかも台風が来ていたのでコンディションは最悪。これで「売り切れ」とかだったらかなり落ち込むところだけど、とりあえず入店。
お店の前にはまだ「ビーフガパオライス」ののぼりがあった。これはなんだか、ガパオライスにありつけそうな雰囲気!!
券売機を確認してみると…。
あった!「ビーフガパオライス」!
普通、大盛りという選択肢に加え「もち麦ごはん」というのもあるのか。
気になったので「もち麦ごはん」の「普通盛り」にしてみた。
そして、これがほとんど販売終了ギリギリのタイミングで購入できた「ビーフガパオライス」だ。
何故か毎回器が違うけど、今年はご飯とおかずを左右に配置した、長方形の器だね。
以前まであった「プリックナンプラー(レモンとナンプラーの合わせ調味料)」はついてこなかった。
アンボックス!(開封!)お肉の上には彩り赤ピーマンとパプリカらしきものが添えられている。
これが見栄えいい、というべきかどうかは悩むところだけれど、個人的にはなくてもいいんじゃないかと感じた。
お肉部分だけをズームアップしてみると、こんな感じ。いままでと違って、かなりしっかりした牛肉やね!これは食べ応えありそう。牛肉のガパオってタイではどちらかといえば少数派だし、パプリカの彩りもあって、今年はかなり「日本式ガパオライス」に寄せてきた印象だ。
パクッと食べると…うーん、タイからまだ帰ってきたばっかりなので、どうしても刺激と風味の弱さが気になるなあ。味はいいと思うんだけれど、辛さもガパオの風味も弱い印象だ。
以前はタイから帰ってきて10ヶ月後…タイの味をちょうど忘れかけた頃に発売されていたので、食べてもあまり気にならなかったんだけれども…。こればっかりは仕方がないかな?
そして、今回最も違和感を感じたのは…お米!実は最近日本にいても、ずーっと生協で手に入れたタイ米を食べ続けているので、ガパオライスを日本米で食べるというのにはなんとも違和感を感じてしまったのだった。
「もち麦」もたしかに入っていたけど、お米の中で主張は感じられなかったな。味の濃い料理よりしゃけ弁とか米を感じやすい料理のほうが「もち麦」は合うのかも。
ガパオと牛肉の相性は非常にいい。むしろもっと牛肉食べたい!という感じがした。
ちょっと評価が厳しくなってしまったが、これはまあ本場タイから帰ってきたばっかりなので、向こうの料理の印象がまだ強烈に残っている状態なので許していただきたい。それでも日本のどこにでもあるお弁当屋さんで、このクオリティ・この値段でガパオライスが食べられるというのは非常にありがたいし、価値あることだと思う。
最近は「ガパオライス」の認知度も上がってきていて、夏は結構いろんなお店でガパオライスを売っている。コンビニなどでタイ料理の名前を冠した商品を見かける機会も増えた。ほっともっとの「ガパオライス」はそれらの情報に埋もれて特別取り上げて食レポするメディアは少なくなってしまったが、当ブログではこれからもほっともっとの「ガパオライス」を追い続けていきたい。
来年の「ガパオライス」は、どのようなものが出されるのか。 いまからたのしみだ!!
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