食べ比べ!『売れすぎ販売休止の日清トムヤムクンヌードル』とタイ日清カップヌードルトムヤムクン味

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นิสชิน คัพนูดเดิล รสต้มยำกุ้ง 日清カップヌードル トムヤムクン味
ここ十数年で日本でもかなりメジャーになってきたタイ料理。ついこの間は人気番組「チューボーですよ!」でもタイ料理が紹介されていたし、一般的な日本のチェーン店がタイ料理っぽいものを出すことも増えてきた。
日清のカップ麺もずいぶん前からタイで見かけるようになってきたけど、実は本家本元がトムヤムクン味を作ったのはこれが初めてらしい。そのトムヤムクンヌードルが「売れすぎて販売休止」になったなんて言うニュースも飛び込んできた。むむむむむ・・・気になる!日本の日清が作ったトムヤムクン味ラーメン。早速入手してみた。
ついでにタイの日清が現地で発売しているトムヤムクンヌードル(の、輸入版)も買ってみたので、食べ比べてみた。

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まずは開封。うーん一目瞭然。タイ製のトムヤムクンヌードルのほうはかなりボリュームが少ない。ナムプリックパオの袋がはじめから入っている。(日本製の方は上蓋に張り付いている。)
タイのインスタントラーメンなら、中にフォークが入っているもんなんだけど、これは輸入版のためか、入っていないね。

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ナムプリックパオの袋を取り除いた。タイのトムヤムヌードルは‥えびがちっさい!対して日本のトムヤムヌードルはなかなか満足できそうな感じ。

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お湯を入れて、出来上がるのを待つ。調味袋に入っているナムプリックパオはタイ製のほうがたっぷり入っている。日本製の方はあんまり入っていない。

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3分たったのでかき混ぜる!日本版のはエビが目立つ感じで具だくさん。

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対するタイ製の方はナムプリックパオが多いのでまぜるとややスープの色が黒くなる。
肝心のお味の方は…。じつはどっちも大して変わらない。でも、日本製の方はココナッツミルクパウダーが入っているので、スープが白濁しているいわゆる「トムヤムクンナムコン」のし上がりになっていた。ココナッツミルクの量が少ないのであまりコッテリした味わいにはなっていないけど、まろやかさが出て食べやすくなっている。
対するタイ製のトムヤムヌードルは、ココナッツミルクが一切入っていない「トムヤムクンナムサーイ」の仕上がりだった。酸味がダイレクトにノドに届くので、うっかりスープをずずっとお多めにすすると、ゲホッとむせてしまう。
結論としては、味はどっちもおいしかった!タイの現地ではもっと色んな種類のタイヌードルがあるので、トムヤムクンヌードルだけじゃあ物足りないな〜と思った。(^^
…でもまあ、『売れすぎて販売中止』って言えば聞こえはいいけど、これって明らかに食材の調達ミスだよなあ…。つい最近もタイ産のバナメイエビが病気が原因で不足気味ってニュースもあったし。需要に対しての供給量が始めからギリギリのバランスだったから、品不足が起こっちゃったんじゃないかな〜と思う(-_-;)

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

2 件のコメント

  • トンガでもタイのカップ麺だけは、まともやったね。先日地元の業務スーパーで、見慣れない激安カップ麺があったから試しに買ったら、懐かしいあの感じの味でした。今となってはもう食えません。もったいないけど捨てたわ。

  • すてるのはもったいない!…でも、無理やり食うのもアレですもんねえ。
    袋麺を茹でないでポリポリかじりたいです!! 笑

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