本当に旨い『カオムーデーン』はこれだ!老舗店「シーモラコット」で出会った最高の一皿

ข้าวหมูแดง พิเศษใส่ไข่ 
カオムーデーン ピセート サイカイ
タイ風叉焼飯スペシャル 卵入り

実は、天邪鬼なので意識的にど定番の有名店というのは避ける傾向にあった本ブログ。そうは言っても、カオマンガイの「ラーンガイトーンプラトゥーナーム」とか、パッタイで有名な「ティップサマイ」なんかも過去には紹介したこともあるので、ま、気分次第なんだけど。

今回紹介するのは、「カオムーデーン」で超有名な「シーモラコット」というお店。

中華街の近くにあるこのお店は、創業して70年以上経つ老舗店なんだそうな。


到着!地下鉄ホアランポーン駅から歩いて7分くらい?かな。意外と近かった。
お店の外観はこんな感じ。薄黄緑の外観でわかりやすい。

店名の「シーモラコット」というのは、「エメラルド色」という意味なので、店名に合わせてお店の外観もこの色使いなんだろうね〜。


周りにいろんなものが置かれていて、ちょっと見にくくなっちゃっているディスプレイ。

しかしかなり多くのお肉がぶら下げられているのがわかるね!

カオマンガイのお店なんかだと、「たくさん鶏さんがぶら下がっているのが人気店の証」っていうけれど、(ぶら下がっている鶏が多いということは1日に大量の鶏を消費するということ。つまり人気店。)カオムーデーンのお店でもこの法則は当てはまるはず。これだけ大量の豚肉がかかっていて、それを1日で消費するってことは相当の人気店ということだろう。

そもそも見た感じお客さんもたくさんいるしね…。これは期待できる!


値段をチェックしてみると…。現在の価格は普通盛り一皿40バーツ。

でもな〜。せっかく来たのに普通盛り食って帰るだけというのはなんだかもったいない。ここは思い切って豪勢に!

…というわけで、一番豪華な「スペシャル」の卵入り(พิเศษใส่ไข่ピセート サイカイ)を頼んでみた。


そうして…ドドンと出てきたのがこちら! うおっ。デカい! 一人前が日本と比べてちょっと小盛りなタイの食堂だけど、これは明らかに大盛りメニュー。

ピセートなだけあって、ムークローブとか叉焼とかクンチアン(中華風の甘いソーセージ)とか…。とにかく全部入ってるね!


お店の賑わいも伝わるかな?

パクッと食べてみると…。流石っす旨いっす!!
ムークローブ(カリカリ豚肉)って下手なお店だとバリバリ食感が悪く歯に引っ付く感じなんだけれど、ここのお店のは本当にさくさく。もちろん歯にはひっつかない。ムークローブはどうやら揚げた後、一度炭火で表面を焼いて焦げ目をつけているみたい。これが実にいいパリパリ食感を生んでいる。(多分コレがムークローブの正しい作り方なんだろうな。)

カオムーデーンってご飯の上にかかっているタレが、日本人の感覚だとかなり甘めのお店が多いと思うんだけれど、このお店は本当にちょうどいい塩梅。逆に普通はあまり甘くない卓上のシーユーダムのタレが結構甘かった。甘み控えめな分、もりもり食べても食べ飽きない!!

いや〜素晴らしいお味のカオムーデーン屋さんだ。「カオムーデーンってそこまで美味しいと思って食べたことない」っていう人、正直多いと思うのだけどこの店は別格だ。

ホアラーンポーン駅付近まで足を伸ばす機会があったら、ぜひ食べに行ってみてほしいな! 昼飯時すぎたら品切れになる可能性もあるのでできるだけ早い時間に行ったほうがいいと思う〜!!

お店の場所と地図

店名: シーモラコット (มรกตก)
営業時間: 11:00 – 19:00 (毎日)
行き方 :地下鉄MRTフアランポーン駅 1番出口を出て、まっすぐ歩く。(道なりに歩いてしまうと目的地から逸れてしまうので、すぐに横断歩道を渡りラーマ4世通りを歩く。途中、「ミッタパープ・タイ・チン通り(泰中友好通り)」というのがあるのでその道をまっすぐ行く。友好通りを歩き出して、始めに左手に見える人が行き交うソイ(82 ซอย สุกร 1)に入り、まっすぐ歩くと右手にある。
(わかりにくいのでグーグルマップにMRT1番出口からの徒歩での経路をつけました。)

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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