ไก่ย่างหนังกรอบ ガイヤーンナンクローブ
皮がサクサクのガイヤーン
今回の訪タイ(2018年夏)は沖縄経由で深夜着。
いつもならそのまま空港で朝まで過ごし、次の日にバンコクに赴くのだが、今年はわざわざ空港近くのホテルを予約し一泊した。
なぜかというと…。目的があったからだ。
皮が尋常じゃないくらいパリパリサクサクしたガイヤーン。
スワナプーム空港からほど近いラッカバン地区にあるお店のガイヤーンの鶏皮が、それはもう信じられないくらいパリパリサクサクなんだとか。
でも、皮がパリパリサクサクというのはどういうことなのか。普通のガイヤーンだって美味しい店に行ったら皮の部分は適度にパリッとしている。それとは違うのか。唐揚げみたいな感じなのかな?
どうしても確かめたくて、わざわざ地図でチェックし、当該のお店に出来るだけ近いホテルをBooking.comで予約したのだ。
果たして、無事にお目当の店まで行けるのか? ちょっとドキドキしながら就寝した。
起床。 ラッキーなことにホテルにタクシーサービスが併設されていたので、それを利用しお目当のお店まで行くことができた。
お店の名前は「ラーン ガイヤーンナンクローブ パーケーウ」という。
「ケーウおばさんの皮パリパリガイヤーン」という意味だね。そのまんまだね!
開いているかどうか心配だったんだけれども、ラッキーなことに元気に営業中。昼食にありつくことができた。
お店には人はまばら。ホテルのチェックアウト時間に間に合わせるため、かなり早い時間の昼食となってしまった。ま、仕方ないなー。
お店にはオーダー表があった。もちろん店員さんに声かけて注文することもできるけど、タイ文字に慣れているとこっちの方が断然早い。
どんな料理があるのかも一目瞭然なのでメニュー表があるとすごく助かるな〜。
メニューの一番上にあるのが、当然この店一押しの「ガイヤーンナンクローブ」。
その他は、ちょっと奮発して150バーツの「ソムタムプーマー」。それからこの店唯一のデザートらしい「ウンマプラオ(ココナッツゼリー)」も注文した。
で、しばらく待っていると料理が来たキタ〜!!
皮パリパリのガイヤーンは、想像よりもずっと小ぶりだね。はてさて、どんな味なのか。
とりあえずガイヤーン以外に頼んだ料理から味を確かめてみた。
始めに試したのは…、「ソムタムプーマー」!
おお!このお店のソムタムプーマーは…盛り付けに立体感がある!
よくイタリアンのパスタなんかはトングで盛り付けて立体感がある盛り付けにするけれど、まさにそんな感じ。
街かどのお店でこんなに綺麗な盛り付けするお店、見たことない!
カニが新鮮で、甘みと辛味のバランスがいい。この一皿だけで、このお店のクオリティが抜群に高いことが証明された感じだ。
そして、「ウンマプラオ」。ま、これは食後のデザートなんだけどね。
見た目よりもゆるふわの食感。すぐに崩れそう。味と風味は従来のものだが、甘すぎなくて、とっても美味しかった!
そしてこちらが…「ガイヤーンナンクローブ」!! 真打登場やね😆
お肉の一欠片は意外と薄く、その肉の切り方はカオマンガイにも近い感じ。
「サクサク」と言っても衣をまとっているわけではなく、ちょっと小ぶりであること以外はフツーのガイヤーンに見えるね。
ナムチムジェーウ(イサーン風のつけだれ)に肉を浸して、ぱくっと食べてみると…。
うおおぉおん! さっくさくやこれ! さっくさくやこれ!
「皮がパリパリ」と聞いていたんだけれど、パリパリのいう言葉は相応しくない。ほんとうに、やさしく口の中で崩れるサクサク食感。
こんなガイヤーンは食べたことがない!!
あっという間に一皿完食したので、あわててもう一皿追加注文してしまったほどだ。
これは… う ま い !!
いろんなところで「おいしい」と言われるガイヤーンのお店はあるけど、それよりも多分旨いんじゃないか。
そう思えてくる奇跡のガイヤーンなのだった。(^o^)
一体何がどうなってこんな素晴らしいお味になっているのか。
詳しいことは知らないけれど、なんでもお肉は一夜干ししたものを使っているらしい。
そして、「焼き」の工程。このお店ではよく見かけるような炭火焼のコンロは使わず、写真のような専用のガスコンロでじりじりとお肉を焼いていた。
この辺りも「皮パリパリ」ガイヤーンのヒミツなのかも知れないね〜。
この記事を読んでも、このお店のガイヤーンの凄さ、そこまで伝わらないんじゃないかな?
兎にも角にも、ぜひお店に出向いて、実際のお味を体験してみることをオススメするよ〜。
バンコク市内からはちょっと遠いけど、行く価値あり!の絶品のお店だった!!!
2021年追記:このときは素朴な地域の食堂だったのですが、その後近くに移転して、大きい立派なレストランに生まれ変わりました。
お店の場所と地図
店名: ガイヤーンナンクローブ パーケーウ(ไก่ย่างหนังกรอบ ป้าแก้ว)
営業時間: 08:30 – 16:30 (毎日営業)
行き方 :エアポート・リンク「ラッカバン」駅下車後、タクシーを使う。あるいは、スワナプーム空港からタクシー。スワナプーム空港かラッカバン地区に用事があるときなどに行くことをオススメする。
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この記事を見てたまらず、2018年10月に友人とおp店に行き美味しくいただきました。
先週日曜日に近くまで来たので、4年少し振りに行きましたが、移転しキレイなお店の作り(冷房完備)になっていました。
相変わらず繁盛しており、15分ほど待ってから席に案内してくれました。
昔の記事にも関わらず、コメントいただき本当にありがとうございます。
はい、私も改装されてから一度行きました。昔のローカルの雰囲気がなくなったのは残念ですが、相変わらず料理は美味しいようで良かったです。
今後はyoutubeで情報発信していきますので、宜しければそちらもご覧ください。
https://www.youtube.com/@Machikado-Thai-Ryouri