2016年の「今年の一皿」に、『パクチー料理』が選ばれたそうで。
確かに、最近パクチー山盛りを売りにしているお店がテレビで紹介されたりしているのを何度か見かけた記憶がある。
ま、あくまでも『パクチー料理』であって、「タイ料理」じゃないんだけどね。
「パクチー」がタイ語だってこと、何人が気づいてるんだろ。しかし、これはまた日本にタイ料理が浸透するいい機会なのかもしれない。なのでこれは乗っからなければ!!
と、いうわけでパクチストの間で話題になっている「ペヤング パクチーMAXやきそば」を買って、食べてみた。
コンビニに行ってみたらあった! 田舎なんで流行りものは遅れてやってくることが多いけど、ほぼ発売当日にコンビニの店頭に並んでいた。 すばらしい!
迷いなく購入やね!
原材料を見ると、調味料の中に「魚醤」の文字が。
おおっ。てっきりフツーのソース味にパクチーが入っているだけなのかと思ったが、いちおうエスニックな味付けになっているようだ。
袋を開けると、麺、かやく、ソースの三点セットがお出迎え。
「かやく」がほぼパクチーなのが…潔いぃ! でも肉ぐらい入っててほしかった。
ザラッと麺の上にパクチーをオン。
うーん、なんか…お茶っぱみたい??
お湯をかけて待つこと3分。
茹で上がっためんがこちら!確かに懐かしい、パクチーの香り。
この香りが苦手って人もいるんだけど、個人的には全く気にならないなぁ。
むしろタイの空気を感じられた気がして、ちょっと嬉しい。
ソースをオン!しかし参った!ソースの色が薄くて、しっかり混ざっているのかどうか、よく分からない。
混ぜむらがあるまま、うっかりパクってやっちゃうと美味しくないよね。
丁寧にぐりぐり混ぜてみた。
そして、いざ実食! 安易に日本の焼きそばソースを使っていないところとか、しっかりパクチーに合う味に合わせて来たっていう印象やね〜。
パクッと食べると…なんというか、遠くにすごくうっすらとタイ料理の「ヤム・マーマー」を感じさせる味。「魚醤」がいい仕事してるってことなんだろうか。基本薄味で、やや酸味がある。
しかし味付けがちょっと薄すぎて、辛くもない。あっさりしているので食べやすいといえばそうかも。
タイ料理食べたことのない人でも味わえるだろうけど、タイ料理好きとしてはちょっとものたりないな〜。
…わかる!わかるよ!強烈なインパクトがありながらも誰もが食べられる味をめざしたよね!しかし敢えて言いたい!もっと冒険しようよペヤング!!
もうちょっと濃くて刺激のある「ヤム・マーマー味」に仕上げてもらった方が、もっと美味しいんじゃないかとか思う今日この頃なのであった…。


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