ขนมเทียน カノムティアン
ロウソク菓子
シーロムを歩いていた時にお店のおじさんが忙しく仕込みを始めていた。
よーく見たら初めて見かけるお菓子なので初めて見かけるお菓子なので気になって仕方がない…笑
お鍋の中にだだっと並べられていたのがこちら。 しげしげと見つめた後、「これなんてお菓子ですか?」と聞いてみると、「カノムティアン」という名前が返ってきた。どうやらタイの伝統的なお菓子らしい。
とりあえず買ってみたのがこちら。(^o^)
バイトゥーイで作られた器の中に、お菓子がみっちりと入っている。
あとで調べてみたら、カノムティアンっていろんなパターンがあるらしく、
一番多いのはバイトゥーイの葉で三角形の形に包んだタイプのもの。
三角形の先がロウソクを連想させるので、「カノムティアン(ロウソク菓子)という名前がついているらしい。
これは、それの発展形?で、中身の具が見えたタイプ。こちらの方が見栄えはいいよね。
ネットで見ると、この形のタイプのカノムティアンも、けっこう見かける。中身の具が同じなので、これも同じカノムティアンという名前で呼ぶみたい。
下の葉っぱを取ってみたのがこちら。プルプルした透明感があるね。
完全に白くて、ゼリー状になっているものは「カノムティアン・ケーウ(クリスタルカノムティアン)」と呼ぶらしいんだけど、これはどうなんだろ。
パクッと食べてみた。まわりの透明感のある部分は甘いけど、中の黄色い部分は、まさかの軽い塩味!甘みはなし。だだ甘いお菓子が多い中、これは食べやすくていいかも。黄色いのは大豆をペーストにして作られている様子。
「カノムティアン」は中国系(華僑)タイ人の「สารทจีน(サートチン)」という行事でお供えに使われるお菓子。(フツーのタイ人は何にもしないし、そもそも行事についても詳しく知らないことが多い。)サートチンは中国スタイルのお盆のことで、「中元節」という意味で、旧暦の7月15日にあたる。この時期はこういういろんな中国系のお菓子をけっこう街角で見かけることが多いみたい。旧暦7月っていうと、ちょうど日本のお盆の時期と同じかな?8月にタイに行く予定の人は探してみよう。(^^
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