ขนมฝรั่งกุฎีจีน カノムファラングディージーン
中国僧房の西洋菓子
タイの下町、トンブリー地区に、ポルトガル人の末裔たちが文字通りひっそり暮らすエリアがある。
トンブリー王朝時代、潮州出身の華僑と同様にタイに呼び寄せられたポルトガル人の集団がいた。王朝設立に貢献したとして、タークシン王は彼らにタイで永住するための土地を与えた。その末裔たちが今でもひっそりと暮らすのがこのエリア。
教会の隣にある路地のずっと奥に、突然開けた空間が。辺りはキリストやマリア像が設置されていて、タイの中でもかなり異質な空間。
マリア像+タイ文字の入った標識+にゃんこ!!かなりレアな写真が撮れた。(^_^)
パフラットやヤワラートなどと違い、
ここは完全な住宅地なので入るのも若干躊躇する。広場の前には門もあって、私有地のようになっている。
い
そんな地域で昔から作られているお菓子がある。それがカノムファラングティジーン。100年以上前のレシピを受け継ぐ、この土地ならではの伝統菓子だ。
お店というよりも製菓工場みたいなところ。お店に卸すために作ってるんだけど、個人にも売ってくれる。ちょっとだけ作り方を見せてもらった。まずは鉄の容器に生地を流し込んで…
専用の竈で焼く。
焼き上がったら竈から取り出してできあがり(^O^)
場所移動したのち、試食開始。タイではよくある簡易包装やね。どのくらい日持ちすんだろ?
いっこを取り出してみた。
確かに、タイのお菓子と言うよりは、西洋の古い菓子屋で売ってそうなたたずまい。
半分に割ってパクリ。んんっ!これは!いつかどこかで食べたことある味。カステラにかなり近いけど、もうちょっとパサパサしていて、食感は食パンにも似ている。日本の屋台で売ってるベビーカステラを想像してもらうと近いかも。
タイで100年以上前から作られていつお菓子が、日本のお菓子の味に似てるって、ちょっと意外。っていうかカステラって完全に日本料理みたいになってるけど、
やっぱりあの風味はポルトガルのものなんだなー。ポルトガルのお菓子の偉大さに脱帽ッス。
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ファランギってパランギと同義やね。きっと。主
お菓子よりも、カトリック教会があるトンブリのソイ・トゥテディーチーンに関心を持ったポン(笑)
お菓子を買うのとセットで、ちらっと行ってみたいところポンが、トンブリは遠いポン~~
>saipe
ファランギじゃなくて、タイではファランっていいますー。 トンガ語には子音で終わる音がないのでたぶんngがngiに変化したんでしょう。言葉の成り立ちはたぶんいっしょだと思いますヨ。(^O^)
<狸田ポン太 さん 写真じゃちょっとわかりにくいですが、ソイの名前は「ソイ・グティジーン」で、つまりはお菓子の名前と(タイ語の綴りも)いっしょです。グティはグティプラのことで、要はお寺の中の僧侶の宿舎のことですが、この近くに中国寺院があってその僧房があったことから「グティジーン(中国僧房)」という名前(地名?)になってるみたいです。 お菓子自体はフォイトーン等と同様にウィチャーエン夫人がタイに広めたもののようですが、この近くにこのお菓子を作ってる「タヌーシン」という老舗があって、もう5代目なのだそうです。なのでこのお菓子もカノムファラングティジーンとかカノムファランタヌーシンとか呼ばれるようです。 僕はどうやら慌ててタヌーシンじゃないほうのお菓子屋に飛び込んでしまったようですが、トンブリーは遠いしお菓子の質もあんまり変わらないっぽいのでたぶん再訪はしないかも??気が向いたらいくかもしれませんが。 笑 お菓子自体はバンランプーの街角でも売っているのを見かけました。工場としての機能もあるので、いろんなところに卸してるんだと思います。(^O^)
タヌーシンとは、狸っぽくてよい名前ポン~(笑)
クディーチーン
鶏のkと旗のthと間違ったポン~
クディーのスペルは、さら「イー」ポンで、書かれている「イ」ではないので注意が必要ポン~~
↑またまた添削狸ポン
カトリック教会があるならば、その辺の歴史とか、色々聞いてみたいことがあるポンで、お菓子はさておいても(笑)行ってみたいポン~
タイ語版のWikipediaによると、どちらでもいいようです。
http://th.wikipedia.org/w/index.php?title=%E0%B8%81%E0%B8%B8%E0%B8%8F%E0%B8%B4
サラ「イ」を使う場合、子音はトーパタックで、サラ「イー」を使う場合は子音はドーチャダーを使うみたいです。いちおう、表記ではトーパタックを使ってました。
ウィキの説明を見る限りではサラ「イ」を使っての書き方も一般的な表記のようですが、お菓子の袋も道の標識もサラ「イー」の綴りを使っているので、実際の表記に合わせ訂正しておきます。
ご指摘ありがとうございました。(^O^)