イサーン料理だと気がつかなかった!ちゅるっと美味しくて辛くない『ゲーンセン』

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แกงเส้น ゲーンセン
春雨の旨煮
昔イサーンに住んでいたときに、好きなメニューがあった。
お粥屋台で、お粥と一緒に売っている茶色い物体。ぶよっとした食感が自分好みだったし、なにより安いので小腹が空いた時によく食べていた。
バンコク、チョンブリーあたりにいるとき、なんとなく食べたくなっても、この料理、見かけることはなかった。単に運が悪いだけだと思っていたのだけれども、実はこれ、イサーン料理なんだって! うーん、辛くないしどっちかと言うと中華っぽい見た目なので、てっきり全国にある料理だと思っていた。

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で…。 何気にイサーンをぷらぷら歩いていたとき、見つけた屋台がコチラ!
カメラを向けるとお店のお姉ちゃんがニコッと笑ってくれた。(料理の名前がわからなかったので、わざわざ料理名を聞いたのです。)いや〜これよコレ! 久しぶりに食べるのでテンションが↑↑
こういうふうに、お粥やカオピアック(ข้าวเปียก =クワイジャップユワン)と一緒に売っていることが多い。

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カメラを構えているので照れながらテイクアウトの麺を袋に入れるおねえちゃん。
ちなみに、カオピアックはクワイジャップユワンより麺が太いという話も聞いたことがある。写真のはちょっと麺太めだね! でもこの太さでクワイジャップユワンという看板で売ってるのも見たことがあるので、あまり細かく区別はしてないのだと思う。 カオピアックはどっちかというとラオスで使われる言葉で、ラオスではお粥がカオピアック(濡れたご飯って意味やね。)、麺状のがカオピアックセンと呼び分けられてるらしい。
で、肝心のゲーンセンだけど、僕はゲーンセン単体を注文して食べるということはまずしない。なんせ春雨なので、単体でだと食事としてはちょい軽すぎるのだ。お粥とゲーンセンを合いがけで頼むのが絶対オススメ!

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これ!もちろん半熟卵も追加した。卓上の調味料もドカドカ入れて食べるとおいしい〜〜!!(^o^)
個人的にはお酢が好きなのでお酢多めでちょい酸っぱめの味付けにしてしまう。

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半熟卵と一緒にスルッと。
ゲーンセン自体は醤油で味付けされていて、味わいはまさに「うま煮」。具は鶏肉と鶏の血を固めたもの(写真の褐色のトーフみたいなやつね。)、鶏足(もみじ)辺りが定番かな?
美味しくて何杯でも食べたい!と思ったけど、このお店の前にピザか何かを食べたので、お腹はパンパンなのでした。
(^^
そんな難しい料理でもなさそうなのに、なんでバンコクにはないんだろうな〜。お粥もクワイジャップユワンもあるのにねえ?

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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