ดอกขจร ผัดกุ้ง ドークカジョンパットクン
海老入り夜来光の蕾炒め
(新型コロナウイルス流行前に撮った写真より記事を書いています。)
探究心って、大切だ。このブログはそんなに多くの人が見ているわけじゃないけれど、自分自身の探究心を維持するための良い手段となっている。
僕はSNSやネットなどで珍しい料理や食材などをチェックすることが結構多いんだけど、その中でまだ食べたことがない、気になる食材をみつけてしまった。それが「ドークカジョン」。
どういうものかというと、中華系タイ料理の食材の一つで、花の蕾に相当するものらしい。「ドークカジョン」というのはタイ語で「カジョンの花」という意味だよね。
どこかでこの食材を使った料理が食べられないかと調べてみたところ、ちょうどいいお店があった。トンローにある「55ポーチャナー」という店だ。場所柄バンコク在住日本人には結構知られたお店らしいけど、アクセスもしやすいし気軽に立ち寄れそう。気になったので、食べに行ってみた。
到着。そして入店。
以前はオープンタイプの大衆食堂のような雰囲気だったそうだけど、最近リニューアルされてちゃんとした中華系レストランのお店になった。エアコンも効いていて居心地もいい。
メニューを渡されて一通り何にするか悩んではみたけれど、当然お目当てのものをまずはオーダー。『ドークカジョンパットクン』を頼んでみた。
はい、着皿!(←そんな言葉あるのか?)
「ドークカジョン(カジョンの花)」というのは日本だと夜来光とかイエライシャンとかテロスマとか呼ばれているらしい。全然馴染みないよね!
ストリートフードとして見かけることは恐らくないだろうけど、中華系タイ料理屋のメニューにはたまに載っているみたいだね。
じっくり見てみると…。確かにお花の蕾だ。炒まっているのでわかりにくいけれど黄色い花がついている。
ぱくっと食べてみた。菜の花みたいに苦いのかな?と思ったけどそんなに苦味は感じなかった。それよりも感じたのはシャクっとした独特の食感。これがつぶつぶシャクシャクっと口の中に広がってさっぱりいただける。
癖がなくて食べやすい、万人向けの味。美味しくぺろっと平らげた。
…そして、このお店の看板メニューは、実はドークカジョンではなくてオースワン。「オースワンが美味しいお店」として大変有名で、バンコク在住の日本人も多く訪れているらしい。
流石に名物は外せないなあ。というわけでオースワンも注文してみた!
シュワシュワシュワシュワ〜!!
煙を上げながら卓上に運ばれてきた!!
一生懸命写真を撮るも、煙が上がりすぎてなかなか上手に撮れない。なんとかモノになった写真がこちら。
うんうん、もう美味しそうだね!食べる前から美味しいとわかるやつだね!
オースワンにはやっぱりチリソースが合う。というわけでチリソースをつけながら食べてみた。
オースワンは生地がトロっとしているイメージなんだけれど、ここのはパリッとした食感。
その辺のフードコートとかで食べると結構油っこいことが多いけど、ここのはそこまで油がぎとぎとじゃなくてパクパク食べられた。
流石人気店!期待通りの美味しさだったよ。
店員さんの態度もいいし、リニューアルされたばかりということで清潔感もある。入店したばかりの頃はガラガラだったけど、気がつけば客席は全て埋まっていてみなさん料理をパクついていた。
当然他のメニューも美味しいに違いない。トンローに大安定の人気店あり!
機会があったら再訪したいお店だなあ♪
お店の場所と地図
店名: 55ポーチャナー(ห้าสิบห้าโภชนา)
営業時間: 毎日営業 18:00 – 23:00
(新型コロナウイルスの影響で臨時休業や短縮営業を行っている可能性があります。)
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