東北コラートの名物料理『パットミーコラート』をチョンブリーで見つけた♫

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ผัดหมี่โคราช パットミーコラート
コラート風焼きそば
タイ東北部の入り口、ナコンラチャシーマー県(通称コラート)の名物料理といえば、パットミーコーラート。
ずっと昔、コラートに住んでいたことがあったので、その懐かしい味をいつかはもう一度味わいたいと思っていた。
そんな折、チョンブリー県バンセーンに住んでいた頃、街中のデパートの前でみつけたのがこのちょっとかわいらしい「パットミーコラート」だった。

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地元のデパート、レムトーンデパート前に出現するミニナイトバザール。
バザールがある日は地元の学生でいつも盛況。(^^
そこをぶらぶら歩いていたとき、ふと見つけてしまったのだった。

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早速購入!見たとおり量は少ないけど、盛り付けもかわいらしいし安いし、ちょっと食べてみる分にはちょうどいいかもね。
パットミーコラートは、名前通りナコンラーチャシーマー県(通称コラート)の郷土料理。
ぱっと見はパッタイに似てるけど、パッタイよりも具は少なめで、豆腐やエビも入らない。
で、炒めた麺の色合いは濃いめな感じ。
そして何よりもパッタイとの大きい違いは、「センコラート(コラート麺)」と呼ばれる地元で作られた米麺を使うことだ!
…もっとも、このパットミーコラートは(なにしろ本場のものじゃないので)ちゃんとセンコラートを使っていたかどうかわからないけど。。
(タイ東部で手に入りやすいのは、センコラートよりたぶんセンチャンじゃないかなぁ。)
コラート地方は昔からお米がよく獲れて、お米をよく乾麺にして食べていた。何かあったらとりあえず麺、という感じで手軽に使える料理として根付いていて、得度式や(出家する前の)断髪式、結婚式やその他祝宴の際にも麺料理が出されていた。そういう時に出されるものは手軽に作れるものが多くて、「パットーミー(麺を炒めたもの)」や「クアミー(麺を炒ったもの)」にして出されていたという。そこから派生して郷土料理として完成したものが「パットミーコラート」というわけ。

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パクっと一口。うーんこの味! 甘辛だけどパッタイよりもちょっと醤油辛いんだよね。唐辛子の辛味もこっちの方が強くて、コテコテピリ辛な印象。 意外とケチャップにも合うのよ…。
ผัดหมี่โคราช
作り方動画はこちら。パッタイと違う点は、味付けにタウチアウ(タイの調理用味噌)とシーユーダムを使うところやね〜。
コラートに行ったらみなさん、是非ぜひ食べてみてねん!(^o^
今回参考にしたサイト:
「ผัดหมี่โคราช」- ประวัติความเป็นมาของผัดหมี่โคราช – 2015年5月30日観覧(タイ語サイト)

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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