やっと出会えた!『カオパットロットファイ』!懐かしいスタイルのタイ風焼き飯

ข้าวผัดรถไฟ カオパットロットファイ
タイの鉄道風焼き飯

初めてタイで「焼き飯」を食べた時、皆さんはどう思っただろうか?「そんなの記憶にない」そういう人が多いだろう。

僕自身は初めてタイに来てタイの焼き飯を食べた時、「こんな美味い焼き飯があったのか!」と驚いた記憶がある。ご飯はパラパラ。一緒についてくるマナオをかけても美味い。そして何より、具沢山!

一昔前、タイの焼き飯はもっと美味かった。最近、町の食堂で焼き飯を注文しても、具がチョロっとしか入っていないシンプルな焼き飯が出てくることが多くなった気がする。でも、昔は焼き飯(カオパット)といえば大振りの肉片と炒めたカナー(カイラン菜)、そしてプチトマトがごろんごろん入っているのが定番だったのだ。

そういう具沢山のカオパットは、元を正せばタイの鉄道で出てくるカオパットが元になっていたのだそうだ。今はどうだか知らないけれど、確かに昔ホアランポーン駅のホーム横には名もなき食堂があって、そこではカオパットが売られていた。僕が買った頃にはもうシンプルに油がにじまない紙に包んで売られていただけだったけれど、昔はバナナの葉に包んで売られているのが定番だったそうな。

そんな、「昔のタイの鉄道で売られていたようなスタイル」の焼き飯。それが、誰が呼んだかその名も「カオパットロットファイ」だ。

でもこのメニュー、タイ国内でもあんまり見かけない。カオパットをわざわざ「カオパットロットファイだよ!」と言って売っているお店が、あまり多くないのだ。

どうしても気になって、もう一度食べたくなった懐かしのカオパット。調べに調べると、BTS国立競技場駅からそんなに遠くない所にメニューとして掲げているお店があることがわかった。

これが行かないと!ということで食べに行ってきたよ。


BTS国立競技場駅を降りて、スタジアムを通り過ぎたあたりにソイチュラ5という通りがある。
この辺りは再開発が終わっていて、道がとても綺麗。デコボコしていなくて、街路樹も青々としている。

なんだかまるでタイじゃなくてシンガポールとかマレーシアみたいな景色だなあ。
未来のタイランドの景色がここにあるのかもしれない。


そんな小綺麗な一角を歩いていると、その店はあった。お店の名前は「クンアーティ」。アーティさんの店ってことなのかな?
人気店らしく、すでに人で一杯だったのでお店の外の席で食べることにしたよ。


メニューがこちら。いちおうメインはミークローブの店らしい。が、下の方をよく見ると日本のカレーや魚の照り焼き!もあるね。美味しいのかな?


そして、何よりも注目なのが…右上の箇所!おお!しっかり「ข้าวผัดรถไฟ(カオパットロットファイ)」と書いてあるね。ご丁寧に「Thai style fried rice」という英語もついている。単なる焼き飯をここまでアピールしているお店、あんまりないと思った。

そして、カオパットだけだとちょっと物足りないと思ったので、ムーサテも頼んでみることにしたよ。


出てきたムーサテは…おお!盛り付けも綺麗で高品質な感じ。


ピーナッツソースもコクがあって美味しかった。いや〜ついでに頼んだメニューだけれどここまで品質が高いと、メインの方も期待できるねえ。


カオパットロットファイ クン ข้าวผัดรถไฟกุ้ง 85バーツ

そして、でてきたのがこちら!「カオパットロットファイ」だ。そうそうそう!この見た目!
カナーもエビさんもトマトも、全てがごろっとして大ぶり!そしてマナオ(タイのライム)を絞って食べる。

昔、タイのカオパットってどこで頼んでもこういうのが出てきたと思うんだけれどなあ。


マナオに加えてもう一つ加えたいのが、プリックナンプラー。ナンプラーとマナオと生唐辛子が入った、定番の調味料やね。これが炒め物と合うのよ。ここのお店のは生唐辛子に加えて生ニンニクそのほかも入っていて、複雑な味わいになっていた。


パクッと食べると… いやそら旨いし!
カナーの炒め加減も絶妙で、しっかり噛みごたえはあるけどゴリゴリしていない。エビも炒まり具合もちょうどいい。
お米もパラパラで、文句なしに美味しかった。

昔食べたカオパットも、確かにこんな味だったような気がする。違うのは値段かな。バンコクで、エビ入りでも昔は35Bくらいだったような気がするなあ。豚とか鶏とかだと、結構長い間25バーツくらいが定番だった。

野菜とか多めに入れちゃうと、材料費が多くかかるから庶民が求める値段で出しにくくなっちゃったんだろうね。具が細かく入ったシンプルカオパットが増えたのも、物価の高騰が原因なんだろうなあ。


お店があるこの辺り、「スワンスムスクエア」って名前なのね。おみやげ屋さんや的当て屋とかお楽しみ要素のある屋台もいくつかあった。これがタイの目指す新しい形なのかな?

この辺にもっと美味しいお店がポンポンできたらいいのになあ〜。

お店の場所と地図

店名  : クンアーティ(คุณอาธิร์)
営業時間: 昼 11:00-14:30
夜 16:00-22:30  (毎日営業)
行き方 : ฺBTS国立競技場駅を下車。国立競技場を通り過ぎたあと、次にある「ソイチュラ5」という通りを左に曲がる。徒歩10分程度。
※ 記事中の値段は全て訪問時のものです。

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『街かどタイ料理』管理人MSD
2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

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