具材たっぷりで大人気!ワンラン市場で買った伝統菓子『カノムタンテーク』

ขนมถังแตก カノムタンテーク
無一文菓子

タマサート大学からほど近い、ワンラン市場。

ローカルな雰囲気が大好きで、暇があったら足繁く通ってしまう。在タイ中、友人が珍しく遊びに来た時も案内したのはこのワンラン市場だった。


平日でもけっこう混んでるね!

適度に狭い道幅の通りと、適度に散策しがいのある広さ。
有名なお食事どころはいくつかあって、今一番人気なのはタコ焼きのお店と寿司のお店なんだとか。

美味しいお店はいくつもあるけれど、何を買い喰いするべきか。選択肢が多いだけに結構悩んでしまう〜。


結局たどり着いたのは、このお店。実は以前から気になっていたのだ。
気になっていた当初から、こんな感じで人がいっぱいだったように思う。

ここは有名な「カノム・タンテーク」の屋台。下の方にちいさいまるっこいフライパンのようなものが見えると思うけど、
ここで生地を焼きまくって、お菓子にしているのだ。


忙しそうに具材を盛り付ける店員さん。
その前には、作ったばかりのお菓子が置いてあるけれど、次から次へとはけていくので在庫が全然溜まらない。
まさに大忙し!!

このお店の名前は「カノムタンテークパーティム(ขนมถังแตกป้าติ๋ม)」という。
とにかく安いのに具材がいっぱい詰まっていて、お値打ち感満載のお店なのだ。

「カノムタンテーク」といえば、以前も紹介したことがあるお菓子。
以前紹介した時は「昔からある素朴なお菓子」として紹介し、「タンテーク」といい言葉の意味も「お金が割れた=無一文」という意味だと紹介したと思う。

 

以前に紹介したカノムタンテークは、もっと大きいけれど平べったかった。具のメインはココナッツファインと粉砂糖と黒胡麻、白ごま…だったように思う。
具材は素朴だけれど、安くて大きくてボリューム感がある。そんなお菓子だったように思う。

しかし、時代と共に素朴なお菓子もアレンジが加えられ、どんどん形が変わってゆく。

ここのカノムタンテークは、サイズは小さくなったけど、生地の中から溢れんばかりの具が詰め込まれている。
基本はやっぱりココナッツファインと砂糖だけれど、具の種類も豊富だ。カスタードクリームっぽいものも詰められていたりする。

最近は、ここ以外にもこういう見た目の「カノムタンテーク」が増えて来ているようで、googleで画像検索するとソーセージが詰め込まれているものまであった。

「カノムタンテーク・ニュージェネレーション」とでも言うべきだろうか?(^^

兎にも角にも買ってみた。「バイトゥーイ入り」が12バーツで、「カオポート(とうもろこし)」入りが15バーツだった。めちゃ安やん!

このボリュームで、一つ20バーツ前後か…。 お値打ち価格で具沢山…。そりゃもうお店が流行るわけだ。

田舎で食べるよりも明らかに見栄えするするお菓子になっちゃったけど…。値段が庶民の味方であることは変わらない。


「フォイトーンバイトゥーイ入り」の画像がこちら。 バイトゥーイは、カスタードクリーム(サンカヤー)になっているね。
ココナッツファインとの相性もいい感じ。外側の生地も中身もフワッフワだった。。


そして次が、カオポート(とうもろこし)入り。

なかなかのボリューム感! トウモロコシが粒つぶじゃなくて、ごろんとブロック単位で入っているのもポイント高いね!
なんと言うか、「粒」ではなくて、「かぶりつける」のがいい!
とうもろこしの甘みと塩気も絶妙だった。

ワンラン市場内ではこのお店が絶大な人気を誇っているけれど、話題のお店はバンコク市内に他にもいくつかあるみたい。

他の場所でもこう言うスタイルのカノムタンテークに遭遇したら、思わず買ってしまいそうだなあ〜。(^o^)

お店の場所と地図

店名: カノムタンテークパーティム(ขนมถังแตกทรงเครื่องป้าติ๋ม)
営業時間: 07:00 – 17:00 月曜休み

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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