สตรอร์เบอร์รี่ ストロベリー
いちご
タイでいちごがよく食べられるようになったのは、いつごろからだろうか。
昔はいちごって100%輸入品だったので超高級な果物だったような気がする。
でも最近はチェンマイ、チェンライあたりで栽培されるようになって、
一気に庶民の食べ物になった。
写真のいちごは「キーラ 15バーツ」
「キー」とは、「ひと目盛り」という意味で、だいたいは100グラムを指す。
つまり100グラム15バーツってことやね。(半キロだと70バーツらしい。)
タイのいちごの特徴は…。その色のドギツさ。写真を加工しすぎたわけではなくで、
ホンマにこういうドギツい赤色をしている。うーん、太陽をいっぱいに浴びると、
こういう色になっちゃうんだろうか?
いちごに限らず、タイの食べ物は原色でどぎつくて、日本人の感覚だと「これ絶対食用色素だよね?」と感じるものが結構ある。でも全部自然の素材でできた色だったりする。
コップ単位でも売ってたので、買ってみた。「砂糖入れる?」と聞いてくれたので、うんと言うと、写真のような状態に…(^^; この時点で、日本のいちごとはだいぶちがうな〜と、わかってもらえるんじゃないかと思うんだけど。
それで、いざ、食べてみると…甘じょっぱい!!
っていうか、むしろ塩っ気のほうが強い!!
いちご自体も甘さ控えめ。旬だったからか酸味は余り感じなかったけど、無茶苦茶酸っぱいいちごも多い。タイのいちごはこんな風に酸味と、塩気と、甘みを一緒くたにして食べるのが一般的。ちなみに、この食べ方ってタマリンド(マカム)とか、青いマンゴーとかとほぼいっしょやね。
あ、梅干しもこういう味つけやね。
タイではいちごは梅干しと同列の食べ物なのでした…。
日本人的感覚だと、ちょっとありえないけど、郷に入れば郷に従え。
暑くて大量の汗をかく土地柄なので、こういうスタイルのほうが合ってるのかも。
たぶん、タイ人が日本のいちご+ミルクの組み合わせを食べたら、
「甘ったるくて、単調な味」って感じるんだろうな〜。
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色が強くて完熟しているみたいなので、すごく甘そうなのに酸っぱいのか。確かに我々の子供のころはイチゴは酸っぱかった。練乳なんてめったにないのでこっそり砂糖にまぶして食べたわ。でもしょっぱいとは?主
写真のは、そんなに酸っぱくなかったです。でも、塩っけが強いのは確か…。暑い国だからなんですかねぇ。