ขนมรวงผึ้งสูตรโบราณ カノムラムプン スットボラーン
古式タイ版ワッフル
タイの街かどで売られているものは、タイ料理だけじゃない。クレープだったりフライドポテトだったり、意外と西洋っぽいものも売られている。
機械さえあれば誰でも簡単に作れるからだろうか。ワッフルもタイの街かどでよく見かけるお菓子のひとつだと思う。ワッフルのことを、タイ語で「カノムラムプン」と言う。ラムプンは「蜂の巣」と言う意味。なるほど〜確かに焼き目の模様が蜂の巣に似ているよね。
味付けはストロベリーとかもあるけど、タイらしい「芋味」や「コーン味」があったりする。バナナの葉っぱの上に盛られて売られていたりもして、かなり現地に溶け込んだお菓子になっている。
そんな中、ヤワラートを歩いているとき、こんなものをみつけた。
あれ?これも「カノムラムプン」だけど、なんか違う・・・。
ワッフルというよりは、むしろピザのようなたたずまい。
どうやらこれが、本来の「カノムラムプン」らしい。最近のものと区別するために「ขนมรวงผึ้งสูตรโบราณ カノムラムプン スットボラーン(古式蜂の巣菓子)」と名乗っているお店もあるよう。
豆、芋、ゴマ入りの3種類あって、それぞれひとつ25バーツ。早速ゴマ味を注文してみた。
作っているところはこんな感じ。そこが深めの鉄板に生地を流し込んで、焼きながら具を入れていき整形していく。
これは…以前紹介した「カノムタンテーク」にかなり似ているね!
違いはカノムタンテークにはココナッツミルクとココナッツファインが入るけど、こっちは入らないってことかな。
「無一文菓子」って意味合いのカノムタンテークより、さらに素朴なお菓子だった。。。
できあがりがこちら。見た目はふかふかしていて、むしろ西洋のお菓子に見えるね。
パクッと一口。うん、ちょっと上品な?ホットケーキみたいな感じ。具材の味はあんまり主張していなくて、ちょっとしたアクセントって程度かな。
このお菓子、どうやらタイ南部の伝統的なものらしい。インドネシアあたりにも似たようなものがあるみたいなので、南部の中国系の人たちが伝えたお菓子なんだと思う。バンコクで「カノムラムプン」と言うと、ほぼワッフルのことだけど、南タイだと意味合いが違ってくるのかな…。
ハジャイの水上マーケットとかでも売られているみたいだけど、バンコクのヤワラートにあるので食べたい人は町歩きしてみてね!
ネットで拾った「カノムラムプン」を売っているお店の行き方はこちら。
↓↓↓
ร้านขนมรังผึ้งสูตรโบราณตั้งอยู่ที่ซอยเยาวราช11เดินเข้าซอยมานิดเดียวจะเจอ
(ヤワラート通り からソイ11に入って歩いてすぐのところ) 文字をクリックすると、タイ語のサイトに飛ぶよ〜。
…僕が見つけたお店とは違う店だけど、行ってみたい人はトライしてみて〜。(^_^)
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