สปาเก็ตตี้ผัดต้มยำ スパゲッティーパットトムヤム
トムヤム味のスパゲッティ
タイの食堂は、意外だけどスパゲッティとかマカロニを置いている店が結構ある。いつ頃からなのかとかはわからないけど、麺食が一般的になったタイでは受け入れられやすかったのだろう。庶民が遭遇する初めての洋食といえば、スパゲッティーじゃないだろうか。
よく日本の洋食はそのままを取り入れずに日本の文化風土に馴染むようにアレンジされ広まったというけれど、タイ料理の中にもそういうものが全くないわけじゃない。洋泰折衷の料理で一番ポピュラーなものといえば、このタイ料理とスパゲティの組み合わせじゃないだろうか。
そんなわけど、ふと「スパゲッティーとトムヤムの組み合わせが食べたい!」思ったことがあった。お店に入って、注文して、出てきたのが以前紹介したコレ。↓
ばばーん!「トムヤム」のスープの中にスパゲッティーがぷかぷか浮いている…。
いやいや、わかる!わかりますよ!確かに「スパゲッティートムヤム」ですよこれ!でも、なんかちがう。食べたかったものはコレではないんだ。なんかこう、もっと汁っけがなくてトムヤムはあくまでもソースで、さらっとしたやつが食べたいんだ! モノを食べる時はね誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ!(←それは「孤独のグルメ」でしょ。)
というわけで、あのぷかぷかトムヤムスープスパを食べた後に、近所を探してやっと見つけたお料理がこちら。
名前は「スパゲティー『パット』トムヤム」。名前の通り、茹でた麺と具を混ぜた後、焼きそばのように軽く炒めて作られている。一昔前の日本の「スパゲッティナポリタン」と同じ作り方やね!
そうそうこれこれ!こういうのが食べたかった。麺は柔らかめで、昭和のオカンが昼飯に作っていたスパゲッテと同じ感じ。でも、味はしっかりトムヤム味。こういう炒め物にするときは、コブミカンの葉とレモングラスがどうやら味の決め手になるらしい。ここのお店でもしっかりと入っていて、風味を醸し出していた。
材料さえ揃えば、家でも作ってみたいメニューだよなーと思いつつ、動画を検索。
料理を作っている人が最初から同じトングを使って材料を鍋に入れ、トングを使って具を混ぜ、トングを使って麺を炒めているのが気になる…。なのにお皿に盛り付けるところはトングじゃなくって菜箸を使っている。いやいや、そここそトングやろ!と心の中で突っ込んだ…。 笑
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