【京都のタイ料理屋】四条西洞院東入ル「四条パクチー」で食べた『タイの国鉄弁当焼き飯』

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ข้าวผัดไก่  カオパットガイ
鶏肉入り焼き飯
(タイ語はお店のメニューに書かれていたもの。メニュー内の日本語表記は「タイの国鉄弁当焼き飯」)
京都に来たら、一度は訪問して欲しいお店がココ。本店は丸太町の「パクチー丸太町」というお店だけど、いまは市内に続々支店ができて、まさかの合計3店舗。
タイ料理屋で市内だけで3店舗!!

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ここのお店は、内装が素晴らしい。「バンコクの街角にありそうなレストラン」の雰囲気をそのままに、チープだけどカワイイ雰囲気のお店作りが見事に成功している。
 
チープだけどカワイイ。。。これってなかなか実現できるもんじゃないと思う。タイのものをそのまま持ってきても、下手をするとただ安っぽいお店になるだけだろう。このお店は、店主のセンスによってタイから持ってきた備品も徹底的に吟味されていて、「チープでカワイイ」がしっかり実現できていると思う。
また、見えないところでのこだわりが物凄い。例えばタイ語メニューの看板。タイのものをそのまま持ってきているようにも見えるけど、しっかりタイ語で「タイ料理食堂パクチー」と書かれている。つまりこれはオーダーメイドで向こうの業者に作ってもらったものなのだろう。
また、あちこちに張ってあるタイ語で書かれた飲み物のポスター。これはタイの現地で飲料会社が実際に販促用に配っているポスターで、現地の雰囲気そのもの。しかも、「ミリンダ」とか「エストコーラ」とか、日本には無いメーカーのポスターをわざわざ貼っている。これも絶対「こだわり」だろう。
お店の内壁はクリーム色と薄緑のツートンカラー。実はコレも、現地の街角のタイ料理屋で実によく見かけるペイントの仕方。しかもなんとなくタイで実際にあるお店より、色合いのセンスがよくて落ち着いた雰囲気。
その他にも「こだわり」を感じる部分はたくさんある。ちょっと書ききれないくらい。
なんと言うか、「タイの街角レストランあるある」を凝縮したようなお店なのだ。
似たようなコンセプトのお店には最近タイから日本に進出してきたカオマンガイのお店「ガイトーン(東京・福岡)」があるけど、お店の雰囲気作りはあちらより成功していると思う。

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メニューはこちら。お昼のメニューはかなりベーシックに、グリーンカレーにガパオ飯にカオパット。その中の「タイの国鉄弁当焼き飯」を注文した。「トマトと青菜が入っているのがミソ」と書いてあるけど…。ま、国鉄弁当に限らずタイの焼き飯には大抵入っているかも。

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運ばれてきたのがこちら。ちょい足しメニューのトムヤムも追加した。ここのお店、料理の味づけも高級レストランの味ではなくて、「タイの街角にあるレストラン」の味に寄っている。それも結構画期的。個人的にはここのお店の味付けは気に入っている。
ただ、出てきた料理がメニューの写真とちょっと違っていたのは気になった…。メニューだと青菜も海老もどかんとのっかっているけど、運ばれてきたのは細かく刻まれている。うーん経費削減かな?最近色々値上がりがすごいし。

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食べているときに観光客のタイ人グループがやって来て、お店の内装を見てテンション上がっていた。笑
ラーメン屋台(実際は飾り)をみて「普通盛り25バーツ?安っ!」みたいな。 笑 そのやり取りを見て、「そういえば屋台のラーメンが普通盛り25バーツだったのって、もう一昔前だよな…」と時の流れを感じずにはいられない今日この頃なのであった…。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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