ご飯のお伴にもなるし、ディップのように生野菜につけて食べてもいい。タイのお袋の味「ナムプリック」のレシピはお袋の数だけあるといってもいい。全部を紹介するのは無理だけど、できるだけ多くのナムプリックを紹介してみようというこの企画。今回でやっと第3回め。題して、「All Aboutナムプリック」!
ナムプリックプララーサップスック น้ำพริกปลาร้าสับสุก
プララー(イサーン地方の川魚の発酵調味料)に火を通してみじん切りにしたものが入っている…のかな?(名前の通りだとそうなる。)お店のおばちゃんは「臭いよ〜」と言っていたけどそんなことはなく、とてもいい香り。プララーの旨みが辛子と合わさると不思議に香り高くなる。
ナムプリックポンプラトゥー น้ำพริกปนปลาทู
プラトゥー(アジに似たサバ科の魚)を細かく突き崩して作ったナムプリック。「ポン」というのは「混ぜ合わせた」という意味なので、「プラートゥーを混ぜ込んだナムプリック」みたいな意味かな。魚の風味も魚肉の感じもちゃんとあった。そんなに辛くないし、しっかり魚の味もするのでご飯のお伴にはぴったりかも。
ナムプリックマカームパッド มะขามผัด
マカーム(タマリンド)のナムプリック。ナムプリックマカームには、ソッド(生)とパッド(炒め物)の2種類あり、これはまぜた後に炒めたもの。なのでナムプリックマカームパッドになる。
マカームといえば梅干しに似た甘酸っぱい味を思い出すんだけど、このお店のものは酸味無し。甘露煮みたいな甘辛さと、ガピの風味が効いていた。
ナムプリック特集、今回はここまで… だけど、今後もまだまだ続く予定!
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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。
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