有名な女幽霊が眠るお寺「ワットマハプット」近くで食べた!絶品『カオコームートート』


ข้าวคอหมูทอด カオコームートート
揚げた豚の喉肉ごはん

タイ人なら誰でも知っている「メーナーク」という怪談がある。

知らない人のために簡単に説明すると…。


プラカノン運河近くに暮らしていた新婚カップル。ある日旦那は徴兵され、戦地へ行くことになってしまう。旦那がいない間に妻のナークは子供を産むが、死産で母子ともに死亡。数年後、旦那はナークが死んだことを知らずに帰ってくるが、旦那への未練が強いナークは幽霊となり旦那の前に現れ、共に暮らし始める。旦那は嫁が幽霊であることに気づかない。化けて出た嫁と暮らしていると知った村人たちは恐れ慄くが、怖くて何も言えない。ナークが幽霊だと気づいた旦那は、お寺の高名なお坊さんに助けてもらうのだった…。

…という話!

日本にも「子育て幽霊」とか実話とされている女の幽霊の話があるので、なんだか馴染み深いよね〜!

この話は実話とされていて、お話の舞台となったお寺は今も存在する。それがオンヌットにあるワット・マハプットというお寺だ。
最寄りの駅はBTSのオンヌット駅なんだけど、そこから徒歩で20分もかかるのでなかなか行きにくい。でもまあ、せっかくなんで思い切って行って来た。(詳しい行き方は下の方に書いておきました。)


こちらがワット・マハプット。境内を順路に沿って歩いて行くと、上の写真のような看板が見えて来る。「メーナーク・プラカノンの屋敷」と書かれている。


お寺の中には、こんな感じで占いのお店がやたらたくさんあった。また、他のお寺と違うのはお寺の近くで洋服がたくさん売られていること。祀られているのが若い女の幽霊ということで、お供え物として洋服が使われているみたい。


敷地内は撮影禁止だったので、敷地の外から撮影し、拡大してみた。愛ゆえに幽霊になったメーナークは熱心な信仰の対象となっている。僕も一応おいのりをしたよ。

お参りを終えて一息つくと、なんだかとっても…

腹が減った!

というわけで、近くの美味しいお店を探したのでした。


メーナークのワット・マハプットから徒歩5、6分ぐらいかな?
美味しいご飯を出すお店があるということで行ってみた。

完全に昼ごはんの時間帯を外してしまったので、閉まっているお店が多い中、ここはなんとか営業していた。


お店の名前は「キエン ヤワラート」かな?メニューの看板にはたくさんの料理名が並んでいるけれど、おすすめはやはり「★」のマークがついているやつみたい。「ムートートボラーン」「コームートートボラーン」「センミーパッカチェー」がそれだけど、ご飯をプラスした「カオコームートート」を頼んでみた。


はい、出ました!おお!普通のカオコームートートとは全然違うね。豚肉の上に、細かく揚げかすが乗っている。美味しそう!


パクッと食べてみた。普通のコームートートよりも、ずっと柔らかく、食べやすい。上に乗っている揚げかすも、お店によってはゴリゴリした食感のところも多いんだけどここのは本当にサクッサクッしていて、食べやすい。

もっといろんなメニューを食べてみたかったんだけれども、食べすぎは禁物!(ダイエット中)なので一皿だけでお店を後にした。

メーナークのお寺へ行って、食事して帰るにはいいお店だな〜。簡単に行ける交通手段が、あんまないのがちょっと残念だね~~!!

お店の場所と地図

店名: キエン ヤワラート(เคี้ยงเยาวราช)
営業時間:月・火 09:00 – 20:00 木-日 09:00 – 20:00 水曜休み
メーナークのお寺、「ワットマハプット」までは、相当距離があるのでバイクタクシーなどを使って行くのが無難。自分はオンヌット駅からBigCまで歩き、そこからバイタクに飛び乗った。BigC前からはソンテウ(7バーツか8バーツ)も出ていて、どれに乗ってもワットマハーブットに行けるらしい。ワットマハプットからお店までは徒歩5分程度。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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