とろとろ卵が高評価!!エカマイの話題店で食べた『カオカイコンクン』


ข้าวไข่ข้นตกุ้ง カオカイコンクン
えび入りとろとろオムライス

前回に引き続いて、ふわとろオムライスを紹介するよ〜。

タイ料理において「オムライス」という形態は、懐かしくも新しい新ジャンルだと思う。上にかける具によってオリジナリティや創作性も出せるし、卵とタイ料理の相性って結構いい。

エカマイにあるという、話題のお店に行ってみた!!


まず到着したのは、エカマイ通りのソイ23にある、「ワットパーシー」というお寺。

懐かしい〜!!! 実は昔、この近くのコンドーに住んでいたことがあるのだ。
特徴的な入り口は変わりないな〜。

バンコクのお寺は川に面していることが多い。このお寺も後ろにセンセープ運河が流れている。
昔は運河から人々はお寺に出入りしたので、現在裏門に当たる川沿いの門が本来の「正門」に当たる…というのはよく聞くハナシ。


特に観光名所というわけではないので、そんなに見所はないけれど、近くのコンビニではきっちりタンブン用のお供え物が売られているし、地域密着型の古くから親しまれたお寺である。

例に漏れずヒンドゥー教の神様の像があったり…。


チープで可愛い神様の像があったりするのはご愛嬌。

「ワットパーシー(税金寺)」って、変な名前だな〜と思うけど、昔センセープ運河を通って商売しにきた商人から通行料(パーシー)を徴収する場所だったので、こういう名前がついたんだそうだ。170年前に建立された古いお寺らしい。昔処刑場だったことでも有名なんだって。


そんな懐かしのワットパーシー正面の交差点を南下し、歩くこと5、6分…くらいかな?
本来の目的であるお店に到着。

お店の名前は「ノンリムクローン(หน่องริมคลอง)」という。店構えは、写真の通りかなりワイルドな作り。店の裏は下水路があったりして、はっきり言って雰囲気のいいお店とは言い難い。

しかし、このお店はかなり高品質なシーフード料理を出す店として、知る人ぞ知る有名店なのだ。


せっかく来たのにオムライスだけじゃ、なんかな…と思って注文したのが、ヤムカイダーウ(目玉焼きのヤム)。
しかしこのお店のヤムカイダーウは…目玉焼きが見えない!!圧倒的なシーフード感。そして結構なボリューム。

イカもエビも、一口大のサイズでかなりの大ぶりだ。思ってたのと「いい意味で」全然違う〜!!


目玉焼きはシーフードの一番下に隠れていた。ずりっと引きずり出してパクッと食べてみると…うまい!

卵が実にいい感じに半熟になっていて、とろとろと具材に絡む。

フツーのヤムカイダーウは、そのまんま「目玉焼きをヤムにして食べる」という感じなんだけど、このお店のは目玉焼きがとろとろのタルタルソースのような役割を果たしているのだ。こんなの初めて食べた!

屋台どころかホテルのクオリティーのヤムカイダーウだった。


そして次に来たのが…本日のメイン、「カオカイコンクン」。
もうとろとろ過ぎて、なにがどうなっているのかよくわからないけれど。(^^


とろとろと言っても、日本のいわゆる「ふわとろオムレツ」とはだいぶ違う。
「かきたま汁」ってあるよね?あれの汁をすてて、ふわふわのかき卵だけを寄せ集めたような感じ。
その中に、細かくエビちゃんがいっぱい入っていた。

しまった…。ヤムカイダーウとエビがかぶっちゃったな…。まさかヤムカイダーウにあんなにたくさんエビが入っているとは思わなかった。

優しい味わいのカオカイコンクンは、あっという間に胃袋に収まってしまった!

しかし、このお店の一番の名物は「カイコンプー(カニのふわトロ卵炒め)」なのだった。カニの身とキャベツ炒めが入っていて絶品らしいんだけれど、似たようなテイストの料理だと思うので今回は頼まなかった…。また今度来た時、頼もうかな。

何度も再訪したくなる、素晴らしい味わいだった!

お店の場所と地図

店名: ノンリムクローン(หน่องริมคลอง)
営業時間: 月−土 8:30-16:30
エカマイ通りソイ21。ソイに入って徒歩1、2分。お店の外観は店だと気づきにくいので注意。

追記:お店は移転して、綺麗な店舗になりました。詳細はgooglemapを御覧ください。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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