プーケット食巡り⑥日曜夜市で爆食。伝統料理の数々を食べまくってみたら驚いた!

เกี่มโก้ย  ギアムゴイ
プーケット風ライスプディング

プーケットの食紀行もいよいよ佳境!

さて、いよいよなのである。

「プーケットで食を堪能したい」と思うなら、この日曜のナイトマーケットは外せない。

正式な名前は「プーケット・ウォーキングストリート」らしい。「ウォーキングストリート」って、タイのちょっとした観光地では大抵やっているよねえ。

タイのナイトマーケットは、どの地域でも観光のメインスポット。観光客だけでなく、地元の人たちの憩いの場にもなっている。プーケットにおいてもその立ち位置は変わることがないのだが、特筆すべきはその料理の独特さ!

タイ人観光客にとっても馴染みのないものも多いので、タイ語、英語、それから中国語で簡単な注釈がついている。

今回は「プーケット・ウォーキングストリート」で出会った料理の数々を紹介したい。料理はたくさんあり、ブログでも書ききれないほど。

このブログでは出来る限り1つの記事で1つの料理にスポットを当てて紹介するようにしているのだけれど、そうしていくとキリがないので今回はダイジェスト式に料理をどんどん紹介していこう。


ウォーキングストリートの様子。日が暮れだすと観光客でごった返す。大変ラッキーなことに旧市街のど真ん中のゲストハウスに宿泊することができたので、滞在の多くの時間を食に費やすことができた。笑

ナイトイベントやパフォーマンスもあちこちで見かけた。この日は地元の子供達がプーケットの伝統的なダンスを踊っていたよ。

フツーの人なら、ナイトマーケットを練り歩くことはただ楽しい作業。あれが美味しそうとか、これは安いとかいいながら物見湯山でいいのだが、「街かどタイ料理」的視点ではそうはいかない。常に集中が必要な場所、それが夜市だ。

どんな料理が待ち構えているのか?料理のいくつかはうっかり通り過ぎてしまうほど地味だったりするので油断はできない。

一期一会、見落としたものはもう出会えない。自然と目も皿のようになる。そう、ナイトマーケットは真剣勝負の場なのだ!

…と、言うのはまあおおげさなんだけど… どんなものを売っているのか、目を皿のようにして探索していると気になるものをみつけた。

 ข้าวยำสมุนไพรใบพาหอม  カオヤムサムンプライ・バイパーホーム
ハーブ入りカオヤム

はいこれ!!ついにプーケット郷土料理発見。「カオヤムサムンプライ・バイパーホーム」という名前らしい。

「カオヤム」と言えば南タイ料理の中でもポピュラーなもので、バンコクでもたまに見かけるけれど、「サムンプライ・バイパーホーム」(香しいハーブ入り)とわざわざ書いてあるカオヤムは初めて見た。見た目からして普通のカオヤムとは全然違う。

購入後、近くのカフェで開封してみたのがこちら。青マンゴーは別袋になっていたので上からかけたよ。


パクッと食べてみると…おお!やはり独特の味わい。「カオヤム」と言うよりはむしろ、タイ南部料理の「クアグリン」に似た味だった。ざっくり言って、クアグリンにご飯とレモングラスを混ぜたような味と言えば分かってもらえるだろうか。結構辛い。

見た目は地味だけれど香りも良くて非常に美味しかった。


次に見かけたのは、この「ギアムゴイ」という食べ物。このようにお盆に盛って売られていた。

そのまま食べるのではなくて、上からこの赤いソースをかけて食べるようになっている。赤いソースは甘辛いタマリンドソースだった。

開封してみたのがこちら。レッドソースのほかに、上にはフライドオニオンのようなものがかかっている。


パクッと食べてみると…。おお!下の白いものは簡単にいうと白米で作ったお餅のようなものだね。この食感は食べた記憶がある。バンコクのヤワラートでたまに見かけるかなりレアな食べ物「ジュイグワイ」と全く同じものだ。

下の白い部分は同じものだけれど、上にかかっているタレがまったく違う。ジュイグワイはシーユーダム(タイの黒醤油)と パッカードーン(タイの高菜漬け)、酢と とうがらしで作られたソースだったけれど、こちらはタマリンドソース。フライドオニオンの香ばしさもと油感も相まってこってり甘辛い一品だった。


次に目に止まったのがこちら。前回紹介した「オーウターウ」と同様、ぱっと見はパッタイを作っているのとほとんど似たような光景。しかもこちらはしっかり麺料理なので、パッタイと何が違うの?という感じがしないでもない。

でも、よく見たら炒めているのはセンヤイ。パッタイならセンレックを使うのが普通だよね。

この料理は「クイッティオウグイ・プーケット」という名前だと、説明には書かれていた。めちゃくちゃざっくり意訳すると「プーケット風炒め麺」みたいな意味だろう。

ก๋วยเตี๋ยวกุ๊ย ภูเก็ต   クイッティオウグイ・プーケット
プーケット風炒め麺

一見パッタイと変わらないけれど、トッピングとしてケープムー(豚皮を揚げてカリカリにしたもの。)がつくことと、味付けのベースがタマリンドソースじゃないことが大きな違いだ。ソースと食べ方が違うのだから、これはもう全然違う料理と言っていいだろう。それでいてどこまでもタイっぽい味付けと見た目。

ケープムーと麺を一緒に食べると美味しかった。


そして、最後に紹介するのがこちら。これはプーケットに来る前からリサーチして知っていたものだけれども…。ぱっと見はガイポップ(小粒の鶏肉をポップコーンみたいにカリッと揚げたもの)みたいだよね?

お店が何故かすっごく暗かったので、近寄って撮ってもこんな感じでなんだかわからない。

実はこれ、「プージャックジャン」と呼ばれるプーケット近海で獲れるめちゃくちゃ小さいカニなのだ。

こちらはネットで拾ってきた画像。大きさはたぶん人差し指の第一関節ぐらい。

カニと言っても形が変わっていて、なんというか見た感じはフナムシとかダイオウグソクムシとかにちっと似ている感じ。でも足がわさわさワイルドに生えているのではなくて、よく見たらちゃんとハサミがあってカニっぽい。カニに見えるよね?ね?ね?

こいつをカラッと揚げて食べちゃうのが、プーケットでは昔からポピュラーらしい。

ปูจั๊กจั่นทอด   プージャックジャントート
ジャックジャン海老の揚げもの

一番形がよくわかるであろう一匹を写真に撮ってみた。上の写真と合わせてみると、なるほどそのまんまや!

生きている頃の写真はちょっぴりグロテスクだけど、揚がりきったモノを眺めてみると意外とそうでもない。躊躇無くパクッと食べてみて…驚いた!

かなり真っすぐにカニさんの味がする。しかも、かなり既食感のある味。これは…かっぱえびせん!!!

殻が揚げるとポリポリと食べられ、まるでスナック菓子のような食感となる。カニなので当然カニ風味で美味しい。正に天然のかっぱえびせんだ。

生の姿がちょっとグロテスクな小粒のカニさんが、油で揚げるとこんなに美味しくなるなんて、なんだかふしぎだ。

まだまだ紹介したいけど…

ホントはまだまだ紹介したい料理があるのだけれど、記事が長くなりすぎるのでやめておく。

今回紹介した食べ物は、僕がプーケット旧市街のナイトマーケットを実際に歩いてみつけた料理達だ。その多くは日本人はおろかタイ人ですら知らない人が多い料理。珍しい料理に出会えてラッキーだった。

みなさんがもし同じ場所に遊びに行った場合、これらの料理には出会えるかもしれないし、出会えないかもしれない。また、この記事でも紹介されなかったレアで美味しい料理に出会えるかもしれない。一期一会の面白さを感じとってほしい!

名称  :プーケットウォーキングストリート
場所  :プーケット旧市街。タラーン通りが毎週日曜日の夜、ナイトマーケットとなる。
営業時間:16:00〜22:00(日曜日のみ)

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『街かどタイ料理』管理人MSD
2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

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