甘辛豚肉が口の中でじゅわ〜!知る人ぞ知る名店「トンリー」で食べた『ムーパットガピ』


หมูผัดกะปิ ムーパットガピ
豚肉のガピ炒め

とにかく美味しいものを食べてみたい。そんなとき人はどうするか。

もちろん、ちょっと遠くてもいいから昔からやっている美味しいと評判のお店に行くのだ。

というわけで行ってみたのが、スクンビットソイ20の奥まったところにある、「トンリー」というお店。


緑に囲まれているのが印象的なお店だった。
激込み!というわけではないけれど、常にお客さんがいて繁盛しているように見えた。


店内。クラッシックな背もたれが印象的。当然ながらその背持たせのある席に座った。ちょっと狭めだけれど、落ち着く感じ。
これは…いい店だ!!(^^


メニューはこんな感じ。有名店だからか、きちんと英語表記のメニューがあった。

しかし、英語で読むとどんな料理かいまいちイメージしづらいんだよね(^^;
タイ語での表記を見ないと、どんな料理か想像つかない〜。なのでタイ語のメニューも見せてもらったよ。

とりあえず、上の「01」から「05」までのメニューがおススメらしい。
なのでその中から選んで、注文してみた。


まず頼んだのが、「ヤムヘッドソッド」(ยำเห็ดสด Yum-Hed-Sod)キノコのヤム。
辛さは控えめでマイルドな味わい。だけどきちんと暖かくて、なによりキノコがちょっと大きめでゴロっとしているのがいい。
口の中に入れると適度に食べ応えもあって、ちょうどいい食感。

ここまでキノコが「主役感」出しているヤムは、初めて食べたかも!!


そして、次に食べたのが「ガイトートハイラム」(ไก่ทอดไหหลำ Kai-Tod)海南地方風ガイトート。
このお店で、一番有名な料理はどうやらこれらしい。皮もパリっとしてるし、揚げ物なのにサッパリしていて非常に美味しい〜〜!

ガイトートに付いてくるタレ(ナムチムガイ)もかなり秀逸。普通のお店のナムチムガイと違って、ワインレットのような赤色で、ペロッと舐めてみると奥深い甘みがある。多分手作りなんだろうな。

だけど、正直に言おう…。ホントは僕、イサーン風のタレ「ナムチムジェーウ」の方が好きなんです!!

海南風って謳っているんだから、イサーン風のタレはつけられないよね。これは仕方ない〜。


使っている部分は胸肉みたい。油分の少ないお肉のおかげで、サッパリペロッと食べられたよ。


最後に登場したのが…実は一番食べたかった料理!

「ムーパットガピ」(หมูผัดกะปิMoo-Pad-Kapi)だ。

「豚肉のガピ炒め」という意味やね。ガピはよく蝦醬とか言う名前で書かれる、小エビを塩漬けして発酵させた調味料のことやね。
豚もガピも、タイでは非常にポピュラーな調味料だけど、これを合わせて炒め物にした料理をお店では意外と見かけないかも。家庭料理なのかな?

初めて食べるので期待値は高まるばかり(^^

見るからに甘辛!という感じで、美味しそうだね!


パクッと食べると…。ガピはしっかり旨味を出す裏方さんとして活躍しているようで、そんなにガピ風味が強いわけではなかった。
しっかり甘辛な味わいで、日本の定食屋にあっても違和感がなさそう。これは誰もが好きな味だ。うう〜んご飯がススんで止まらないー!

ご飯食ったことない西洋人でも、これ喰ったらご飯食べたくなるんじゃないだろうか。

って、流石にそれはないやろ!

……というわけで、何を喰ってもど安定でひたすら美味しいお店だった。(^^

次回再訪した時は、オススメの中で食べなかった「ミークローブ」(揚げ麺の一皿料理)と「タップトート」(豚レバーの揚げ物)を食べてみたいな!

お店の場所と地図

店名: トンリー(ท่งหลี 同利)
営業時間: 9:00 – 20:00 (第三日曜日定休)
行き方 :アソーク駅を下車後、プロンポン方面に直進。南側の「ソイ20」に入りずーと直進。徒歩で行くことも可能だが、歩くのが嫌な場合はバイクタクシーがおすすめ。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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