タイ料理、至高の鍋!「ヘンチュンセン」で食べる『ヌアトゥンモーファイ』

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เนื้อตุ๋นหม้อไฟ ヌアトゥンモーファイ
モツ煮込み火鍋
昔、「美味しんぼ」って漫画で「究極対至高 鍋対決!」っていうのをやっていて、その時の勝負で勝利したのが「至高の五大鍋」。その内訳は「スッポン鍋」「フグチリ」「アワビのシャブシャブ」「ハモとマツタケの鍋」「松葉ガニのカニ鍋」の5種類だった。人によって好みはあるし、お気に入りの地方鍋はいくつもあるけれど、プロが最大限のおもてなしをもって作るこのお鍋なら、「至高」と言っても世間の批判も起こらないということだった。
なるほどなるほど! じゃあ、タイ料理における「5大鍋」はなんだろう?というわけで!
勝手に考えた「タイ五大鍋」!
まずは「タイスキ!」
タイの鍋料理として知名度ナンバーワン。タイ人にも日本人にも愛される代表的メニュー!
次に「チムチュム!」
東北地方で鍋料理と言えばコレ!ハーブの香りとお求めやすい価格設定が魅力的!
三つめが「トムヤムクン鍋!」
スープとしても有名だけど、やっぱり鍋でも外せない。
ナムサーイ(澄んだスープ)でもナムコン(ココナッツミルク入り)でもいい。
四つ目が「肉骨茶(バクテー)!」
バンコクではあまり馴染みがないけど、タイ南部地方の鍋料理。
シンガポールやマレーシアのものが有名だけど、タイで食べても美味しい!!
で、最後に来るの5番目の鍋がこの「ヌアトゥンモーファイ」なんじゃないかと思う〜。
トムヤムクン鍋と同様、普段は器に入れて提供されているものが、モーファイ(火鍋)サイズになった、ということなんだけど、フツーに器で食べるのとどう違うのか。
実際に試してみたくて、ラーマ4世通りにある有名店まで行って来た時の写真がこちら!

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行って来たのは「ヘンチュンセン」というラーマ4世通りのお店。
「激旨!タイ食堂」さんでも何度も紹介していたので、気になってたんだよね。
僕がバンコクで常宿にしているゲストハウスからも徒歩から行ける距離なので、ちょうどいい場所やね。
有名店らしく壁には色々なメディアで紹介された時の写真が貼ってあった。

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きちんと日本語メニューも置いてあった。これは旅行で来る人にとってもうれしいことやね。
鍋はちょっと重たいかな…という時には一人分サイズのラーメン形式のメニューもあるので、そっちをいただくといいかも。今回は敢えて「鍋!」を体験してみたかったので、お一人様だけどガッツリ中サイズのモーファイにしてみた。

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どーんと登場!これは!テンション↑↑にならざるをえない!
やはりお肉もガッツリ入っているし、(肉はたぶん部分指定もできるけど、サイトゥックヤーン(全部入り)って言ったかも。)鍋にすること麺料理という束縛から抜け出し、ご飯のおかずとして立ち上がって来る!
(グルメマンガ読みすぎて表現の仕方がマンガチックになっていることをご了承頂きたい。)
いやあ〜これはいいね。

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「センプラウ」と言うと、このように茹でた麺だけを持って来てくれる。
これを入れることで、鍋料理としても楽しめるわけですよ。

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シャブっとつけて食べると旨し。別の器によそって、ミニラーメンにして食べても旨し。

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ソーセージみたいに見えているのは、牛モツのテッチャン(小腸部分)かな?
いろんな具が入っているので、食べ飽きないね〜。

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クルアンプルン(調味料入れ)に入っている酢や醤油を少しずつ足し、つけダレにして食べるとまた旨し。
全体的にやはり完成度が高かったここのお店。
値段もリーズナブルだし、さすがだな〜という気がする。
今度タイに行った時も、間違いなく通うことになると思う!

訪れたお店: 王春盛(เฮ้งชุนเส็ง/Heng Chun Seng)
FaceBook:https://www.facebook.com/JOHNNY-Food-Drink-149141338490114/
この料理のレア度: ★★★☆☆☆(たまに見かける)
お店の場所   :(ラーマ4世通り沿い クロントゥーイ市場近く。)

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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