リーズナブルな南タイ料理「ルアムタイ」で『プラトゥーケム』を始めいろいろ食べてきた!


ปลาทูเค็ม プラトゥーケム
プラトゥーの塩漬けを揚げたもの

南タイ料理というのは、すごく辛いっていうイメージがあるし、実際辛いけど日本人の味覚に合う料理だと思う。タイプラーとか発酵した魚の調味料の風味は鰹節に通じるところがあるし、塩っ気やや強めでご飯に合う料理が多い気がする。

そんな南タイ料理がモリモリっと食べたくて、トンブリー地区まで行ってきた。


到着!このお店を紹介するのは、実は2回目。名前は「ルアムタイ」という。軒先によく見ると、サトー豆がぶら下がっている。南タイ料理のお店だっていうのをアピールしているね!

ちなみに前回紹介した時は、こんな感じだった。


当時はお店の情報はあまり載せていなかったんだな〜。(;´∀`)


お店には常時6・7種類のお惣菜が並んでいる。
これ以外にも、注文したら作ってくれるタイプのお料理もあるみたい。

店内は至って普通の作り。
いちおうここは南タイ料理のお店としては結構有名なんだけどね。
バンコク中心部からはちょっと離れているためか、のんびりした雰囲気が漂う。


折角なので、いろいろお料理を試してみた。
目についたのは、緑と赤のプリックキーヌが映える、揚げ魚のお料理。
その他にも幾つか注文して、食べてみた。

パットサトーผัดสะตอ 70バーツ

南タイの代表的な食材といえばコレ! 見た目はどでかサイズのえんどう豆だけど、匂いが強いのが特徴。
でも、ここのお店のパッとサトーは、サトー豆の臭みをあまり感じなかった。エビと南タイ風のカレー粉との相性もいい。塩気は超強めだったような気がする。


臭みが少なめなのは、やっぱりバンコキアンむけにマイルドにしてあるってことなのかな?

ゲーンタイプラー แกงไตปลา 50バーツ

これも、南タイの代表的な料理やね〜。「タイプラー」は魚の内臓を発酵させて作った調味料のことで、まあ臭いんだけれど日本人には馴染み深い味わいだと思う。
このお店のゲーンタイプラーは、塩っけが強すぎず、以前食べたものよりとろみは少なめ。

ゲーンタイプラーは日本人からすると全くもって異国の料理。辛いし臭うし日本に同じような料理はない…はずなのに、どこか日本のお惣菜的というか、ちょっと遠い親戚のおばあちゃんが作る手料理?というか…。 懐かしい感じがするのは自分だけかなあ?


ゲーンタイプラーといえば激辛料理としても有名だけれど、ここのはそんなでもなかったような。

ปลาทูเค็ม プラトゥーケム 60バーツ

そして、本日メイン料理となったのはこちら!「プラトゥーケム」。
タイではよく見かける一品だとは思うんだけれど、これも南タイ料理なんだろうか。

ぶっちゃけ塩漬け発酵させたプラートゥーを揚げたものに過ぎないんだけど、赤と緑のプリックキーヌ(唐辛子)をちりばめ、ホームデーンを振り掛けるとこんなにも華やかな料理になるんだから不思議だ。


バクッと食べてみると・・・。うん、干物感はあるけど柔らかくしっとり。全然パサパサしていない。

上に乗ってる唐辛子とホームデーンと一緒に食べると…、これがめちゃくちゃ美味しい〜〜!

こんな総菜屋が日本のどこかにあれば毎日行くのになあ。っていうかせめてもうちょいバンコク中心部にあればなあ〜。

前回も旨い旨い行って食べたけれど、今回も大満足のお食事なのでした。

ちなみに料金はこの通り。パットサトー70バーツ、ゲーンタイプラー50バーツ、プラトゥーケム60バーツ、ご飯2皿20バーツ、氷入りコップ4バーツ、お水30バーツ。

合計230バーツ。二人分の料金でこれって安いよね!!?

ワンラン市場まで行く機会があったら、また再訪したいと思えるお店だと思う〜。

お店の場所と地図

店名  : ルアムタイ(ร้านอาหารรวมใต้ )
営業時間: 毎日 08:00 – 20:00
行き方 : サパーンタクシン駅1番出口から船着場へ行き、チャオプラヤ・エキスプレスボートを利用。
「No.10のPrannok Pier」船着場で下船後、ひたすら歩く。(バイクタクシーを使うのが一番スムーズでいい。)

※ 記事中の値段は全て訪問時のものです。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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