บะหมี่แห้งหมูแดง バミーヘーンムーデーン
汁なしチャーシュー麺
前回から引き続き、シーロムの老舗中華屋「ニューヘンキー」のメニューを紹介!(^^;
鉄板焼きも美味しかったけど、無難にもうちょい薄味の料理も欲しいな…
しかし白ご飯はちょっと飽きたかも、というわけでバミーヘーンムーデーンを注文してみた。
これが実は大当たり!!(^o^)
タイならどこにでもあるごく普通の食堂に見えるけど、実は中華メニューが豊富で一品一品のクオリティが高いお店。
バミーって、下準備が全てなんだろうね。どこの麺屋ともさほど変わらない。
麺を取り出して、チャチャッと茹でてお湯を切って、調味油をまぶして切ったチャーシューを並べる。
ただそれだけの作業。ここに店ごとの差なんてでるのかな、何て思っていたんだけど。
コトン、と置かれたのが、このクオリティーーー!!
美しい!シンプルだけど大変に良い見栄え。
何にも言わないのにちゃんとスープも別鉢でつけてくれたところもポイント高い!
いいねえ〜わかってるね〜!! 笑
ちょっと箸をつけるのももったいないな、なんて思ったりして。
なんでこんなに綺麗に感じるんだろ?とおもったら、まず麺がピカピカ。
それに、ムーデーンの切り身が凄く綺麗。肉がなんかうっすら白くて、表側の赤色の部分と良いコントラスト。
いやあ、これは絶対旨いでしょ!!
ガバッと食べたら一瞬でなくなるんだけど、すこ〜しずつ箸で持ち上げて食べてみた。
一口ひとくちを味わう。なんだか麺のサシミを食べているような感覚に襲われた。
パクッと食べると、小麦粉の風味と旨味をふわっと感じる。うう〜ん美味しい!
日本でも、よくつけ麺の店とかで「小麦粉の旨味を味わってください!」みたいに書いてあったりするけど、日本の中華麺はどこもしっかり麺を発酵させているので、なんというか…熟成された美味しさって感じ。 タイのバミー麺はあまり発酵に時間をかけないので、フレッシュな小麦の風味をより強く感じることができると思う。なんでもない店で食べると「なんかインスタントみたいな麺だな〜」で終わるけど、ホントに美味しい店で食べたらもう一本一本がいとおしく感じられるね。
お店の隅に、おそらく開店当初のメニュー表があった。1960年代のものらしい。トムヤムクン一杯10バーツか…。
そういや、僕が初めてタイに来た時(1994年)は、バミー一杯20バーツ、ソムタムは15バーツ、カノムチンは10バーツだったな〜。 カオニャオ5バーツ分買ったら食べきれないくらい大盛りのやつがもらえた。
大学食堂なんかで食べたらむちゃくちゃ安くて、ご飯に2品おかずをぶっかけても8バーツだったなあ。
それでも1960年代の物価に比べたら、値段も上がっていたんやね。
それにしても最近のタイの物価上昇は著しい。ラーメン1杯50バーツ以上とるお店も珍しくないもんね。
時代の変化を感じずにはいられないな〜。
訪れたお店 :「ニューヘンキー」
この料理のレア度: ★☆☆☆☆☆(=どこでも見かけるポピュラーな料理)
お店の場所 : BTSサパーンタークシン駅から徒歩約10分
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