ทาโกะยากิ たこ焼き
タイで日本食がブーム…といっても全然ピンと来ない人も多いと思うけど、例えばこのたこ焼き。
初めてタイに行った頃は、日本人街とタニヤの日本人向け飲み屋の一角で売られていただけだったけど、最近はちょっと大きめのショッピングセンターに行けば最低一か所はたこ焼き売ってる場所があるんじゃないかというくらいよく見かけるようになった。
でも、ちょっと前まで「タイのたこ焼き」のイメージといえばこんなものだった↓↓
(画像はネットから拾ったものです)
イメージその一
大量に焼いて、そのまま放置して売る。市場とかナイトバザールとかで見かけるパターン。
タイらしい売り方やけど、あつあつがおいしいたこ焼きをこうやって売られるのはちょっと〜。
イメージその二
ひっくり返すのが難しいので、油をバシャバシャかけて揚げ焼きに近い感じで焼く。
当然ギトギトになるので、下にキャベツを敷いて油っこさをカバー。
仕上げのマヨネーズは日本のものじゃなく、スイートソースと言ってもいいくらい甘ーいドレッシングなのでぜんぜんたこ焼きに合わない。
…まあ、いわゆる「なんちゃって日本食」というやつやねぇ。
しかしみなさん、タイのタコ焼きも進化しているのです!以下の写真をご覧頂きたい!!
これは!正に「タコ焼き屋」の屋台!!
家庭用のたこ焼き器じゃなくて、ちゃんとガスで焼く業務用のたこ焼き器を使っている。そして手際よく焼いていくおねえちゃん。それをちょっと珍しそうに見守る子ども…。
まさに日本の原風景?が今ここに!
しかも従業員も客も全員タイ人…。うーん時代は変わった〜。
早速買ってみた。タイ人は日本人より小食なので、(あと単価も安くなるので、)タイでは一人前四個入りが主流。それ以外は日本で買うものとほぼ同じビジュアルやね!素晴らしい!
当然マヨネーズもソースも日本のものを使用。(ちなみに、今ではソースもマヨネーズもショッピングセンター地下のスーパーで簡単に手に入る)味も日本で食べるものと変わらなかった。
考えてみたら、日本でもこういう屋台形式のお店って(お祭り以外では)あんまり見ないよなー。街のお店はファストフードショップみたいになってるところが多いし。タイだとこういう風にちょっとしたショッピングセンターの中で、すぐに屋台のたこ焼き屋に出会える。
このお店、撮影したのはチョンブリーのセントラルプラザ。日本人が結構多く暮らしている地域(シラチャ)にも近く、周りに日本料理屋も多いのでたぶん日本人が経営に関わっているんだろう。だけどこういうクオリティーのお店、徐々に増えてきている。もう3,4年後には、タイのタコ焼きのクオリティーはググッと上がるかもしれないなあ。
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