正統進化!するタイのタコ焼き

P1000132.jpg

ทาโกะยากิ たこ焼き
タイで日本食がブーム…といっても全然ピンと来ない人も多いと思うけど、例えばこのたこ焼き。
初めてタイに行った頃は、日本人街とタニヤの日本人向け飲み屋の一角で売られていただけだったけど、最近はちょっと大きめのショッピングセンターに行けば最低一か所はたこ焼き売ってる場所があるんじゃないかというくらいよく見かけるようになった。
でも、ちょっと前まで「タイのたこ焼き」のイメージといえばこんなものだった↓↓
(画像はネットから拾ったものです)

bang29093444.jpg

イメージその一
大量に焼いて、そのまま放置して売る。市場とかナイトバザールとかで見かけるパターン。
タイらしい売り方やけど、あつあつがおいしいたこ焼きをこうやって売られるのはちょっと〜。

ff80808135e1b88a0135e711d6a63e66.jpg

イメージその二
ひっくり返すのが難しいので、油をバシャバシャかけて揚げ焼きに近い感じで焼く。
当然ギトギトになるので、下にキャベツを敷いて油っこさをカバー。
仕上げのマヨネーズは日本のものじゃなく、スイートソースと言ってもいいくらい甘ーいドレッシングなのでぜんぜんたこ焼きに合わない。
…まあ、いわゆる「なんちゃって日本食」というやつやねぇ。
しかしみなさん、タイのタコ焼きも進化しているのです!以下の写真をご覧頂きたい!!

P1000120.JPG

!?


これは!正に「タコ焼き屋」の屋台!!

P1000123.JPG

家庭用のたこ焼き器じゃなくて、ちゃんとガスで焼く業務用のたこ焼き器を使っている。そして手際よく焼いていくおねえちゃん。それをちょっと珍しそうに見守る子ども…。
まさに日本の原風景?が今ここに!
しかも従業員も客も全員タイ人…。うーん時代は変わった〜。

P1000128.jpg

早速買ってみた。タイ人は日本人より小食なので、(あと単価も安くなるので、)タイでは一人前四個入りが主流。それ以外は日本で買うものとほぼ同じビジュアルやね!素晴らしい!

P1000136 2.jpg

当然マヨネーズもソースも日本のものを使用。(ちなみに、今ではソースもマヨネーズもショッピングセンター地下のスーパーで簡単に手に入る)味も日本で食べるものと変わらなかった。
考えてみたら、日本でもこういう屋台形式のお店って(お祭り以外では)あんまり見ないよなー。街のお店はファストフードショップみたいになってるところが多いし。タイだとこういう風にちょっとしたショッピングセンターの中で、すぐに屋台のたこ焼き屋に出会える。
このお店、撮影したのはチョンブリーのセントラルプラザ。日本人が結構多く暮らしている地域(シラチャ)にも近く、周りに日本料理屋も多いのでたぶん日本人が経営に関わっているんだろう。だけどこういうクオリティーのお店、徐々に増えてきている。もう3,4年後には、タイのタコ焼きのクオリティーはググッと上がるかもしれないなあ。

The following two tabs change content below.
2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)