オートーコー市場で食べる!幻の料理の麺バージョン『プラ・ラクサロンソン』


พระลักษณ์ลงสรง プラ・ラクサロンソン
王弟の沐浴

8月はタイに滞在するのが毎年のスタイル。
今回通っている語学学校がパヤタイにあるので、BTSにのってモーチットまではとっても行きやすい。
サササッとオートーコー市場まで行って来たよ。


オートーコー市場には魅力的な食べ物がたくさんあるよね〜。
これまでにも、もち米を使ったお菓子のお店などは紹介したことはあると思うけど、このお店をしっかり紹介するのは初めてじゃないかな?
メインの販売ゾーンから少し外れたところにあるのが「クイッティアウムーイム」という名前のこのお店。

店の外観。ぜーんぶ料理の名前で埋められてるので、正しい店名はGoogleMapで調べ直さないとわからんかった。汗


ここのお店のウリは、なんといっても「プララームロンソン」。過去にあった「在京タイ王国大使館」のホームページでも、「最近はタイ国内でも食べられるお店が少なくなってきました。」と書かれていた幻の料理だけれども、このお店は「プララームロンソン」だけでも3種類もある。

いろいろ定義はあるのだろうけれど、このお店ではご飯の上に具をかけたものを「プララームロンソン」、センミーの上に具をかけたものを「プララクサロンソン」、具だけのもの(ガオラオ)を「シーダーロンソン」と呼んでいる。

どうやらこの料理の名前は、ラーマキエン物語の主要人物から来ているみたい。
一番メインの「プララームロンソン」は、「王様の沐浴」という意味だけど、「プララーム」はラーマキエン物語に出てくる主人公の「ラーマ王」を指すみたい。
「プララクサ(wikipediaの綴りではพระลักษมณ์(プララクソム)」は、ラーマ王の弟のことで、インドのラーマーヤマだと「ラクシュマナ」と呼ばれる人物。「シーダー」はラーマ王の妃で、ラーマーヤナでは「シーター」って名前だそう。たぶん「天空の城ラピュタ」のヒロインの名前の元ネタですな!

前置きが長くなったけど、とりあえず今回は「王弟の沐浴」プララクサロンソンを頼んでみることにした。


店内はこんな感じ。結構落ち着ける。


そして、プララクサロンソンのおでましおでまし〜!!
流石に専門店の佇まい。安定感あるな〜。
上にはとろっと具材がかけてあるので、パッとみただけではプララームロンソンと区別がつかないね。
茶色いソースはトゥアリソン(ピーナッツ)を粉にして煮込んだものがベースになっている。ピーナッツが織りなす独特のこってり感がこの料理の要やね。


フォークで掬ってみると、真っ白い麺がコンニチハ。 ご飯と一緒に食べても美味しいけれど、センミーと食べても美味しいのはまちがいないね!


上にはナムプリップパオがかけてあるので、いっしょに混ぜ混ぜして食べる。
ナムプリップの辛味と甘みが混ざると、また味わいも変わって美味しいのだ〜。

今回はセンミーバージョンを食べたけど、ご飯バージョンのプララームロンソンももちろんおすすめ!
タイにくるタブに食べたくなる味だった♪

お店の場所と地図

店名      : クイッティアウルアムーイム オートーコー(ก๋วยเตี๋ยวเรือหมูยิ้ม อตก.)
営業時間    : 火〜日 11:00 – 21:30
この料理のレア度: ★★★★★☆(かなり珍しい料理。ヤワラートにも専門店あり。チットロムのレストラン「サグワンシー」でも見かけた。)
お店の場所   : オートーコー構内。売り場コーナーの外側の、駐車場にちかい辺りにある。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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