アンパワー名産の珍しい果物で作った!『マムアンハーウマナオホー・サームロット』


มะม่วงหาวมะนาวโห่ สามรส マムアンハーウマナオホー・サームロット
木の実入り甘酢ジュース

アンパワー市場はでかい。ずーっと歩きながらお店をあちこち見ていると、何気に2キロくらいは歩くことになるんじゃないだろうか。
暑いと喉が乾く。そうするとなにかジュースでも飲みたくなるところなんだけど、スタンド形式のコーヒーショップはあっても、なかなか座ってくつろげるところがなかったりする。

しばらく歩いて、アンパワーの水上マーケットからやや外れたところに、おみやげやさんが軒を連ねる一角があった。
それでも期待しているようなお店がないので、奥に進むと…ありました!

小さい休憩所のようになっていて、お店の屋号は特になかったような。

コーヒーもなくて、氷で冷やしたジュースを売っているだけだった。そこでみつけた奇妙な飲み物?
これはなに?と聞くとマムアンとマナオのジュース?だと言う。

どれがマムアンでどれがマナオなの?と聞くと、いや違う、マムアンハーウマナオホーだ。とのこと。???

しばらく話していて、やっとわかった。この果物、「マムアンハーウマナオホー」という一続きの名前なのだ。長い!
マムアン(マンゴー)とマナオ(タイのライム)は、全く関係ないみたい。


マイナーな果物なので、タイ文字を読んでもほぼわからない。後ろに英語表記のメニューがあったのでパチリ。
えーと、「マムアンハーウマナオホー」は、英語では「Caranda」か…。って、それはなに?(^^;)

帰宅後、家に帰ってwikiで調べるとページが出てきた。
Carissa carandas

学名がわかったので、検索してみると日本語でちろっと開設されているページもあった。なるほど。スリランカやインドでよく栽培されているくだものなのか〜。

「この果物はなんなの?どこで作ってるの?」
「ここだよ。」

どうやら、このアンパワー近辺で栽培されている特産品らしい。俄然興味が出てきたのでもっと聞いてみた。
「この辺に木があるの?」
「そうだよ。こっちこっち!」

まさかの展開に。店員の兄ちゃんに連れられてお店の裏手に行くと、確かに木が植えられていた。


本邦初公開!!(ホンマに?)これが「マムマンハーウマナオホー」の木だ!!


「食べられるの?」と聞いてみると、
「うん、(ブチッ)どうぞ」

というわけで、木の実まで手に入れてしまった。笑


そんなわけで手に入れた、貴重なマムマンハーウマナオホーの木の実。
ブドウみたいに見えるけど、もっと小さい。実の硬さも大きさも、ちょうどオリーブくらいかな。
パリッと食べると、甘酸っぱい。杏の味を想像して頂くと、似ているかも。


もうここまできて、加工品のジュースってどうなの!?と思ったけど、せっかく買ったのでジュースもいただいた。


どれどれ…。うん、甘いね。例によってちょっと塩気もあるね。まあ、一番似ているのは…うーん、青梅ジュースかなぁ。
もうちょい甘みも酸味も強くて、塩気もあるけどね〜。

どうやらアンパワーから車で15分ほどのところに、このマムアンハーウマナオホーの農園があるみたい。
このジュースも、どうやらそこの農園で作っている様子。たまたま入ったけど、このお店はそこの旗艦店だったんだね。

車があったら、農園の方にも行ってみることができるんだけどな〜。残念!

農園のFacebook  :https://www.facebook.com/manowho
農園のホームページ:https://www.สวนมะนาวโห่ลุงศิริ.com

お店の場所と地図

店名      : 不明
営業時間    : 不明 土日・昼頃ならやっているかも。
この料理のレア度: ★★★★★☆(マムアンハーウ・マナオホーはアンパワー近辺の名産品)
お店の場所   : アンパワー水上マーケットのそば。今もやってるかどうかはわからないので、車がある人は農園まで行ってみては?

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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