まだまだあった巻き巻き料理!ぷりぷり食感『パックモーユアン』

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ปากหม้อญวน パックモーユアン
ベトナム風鍋口米粉皮春巻き
タイにおける「日本人から見ると生春巻きの類い、としか言いようのない料理」の数々、あらかた紹介してしまったと思ったんだけど、まだあった!
そのお料理の名は、「パックモーユアン」。
「ユアン」というのは「ベトナム風の」という意味なので、直訳すると「ベトナム風お鍋の口」だろうか。
「お鍋の口」というのはあんまり意味がわからんと思うのだけれど、ベトナム料理には鍋の口に布を張って鍋の中で湯を沸かし、布の上で水で溶いた生地を薄く伸ばし下からの蒸気で生地を温め春巻きの皮のようなものを作る調理法があるのだ。
この調理法で、タイで比較的よく見かけるのは「カオクリアップパックモー」という料理。中の具がちょい甘いおやつのようなスナックのような一品やね。そういったお料理の、特にベトナムで見られるものに近い料理という意味で、「パックモーユアン」なのだと思う。
ちなみにベトナムではこの料理に相当するものをBánh Cuốn(バン クウォン)という。
Banh Cuon in Can Tho, Vietnam
Youtubeでみつけた動画がこちら。「パックモーユアン」はほぼBánh Cuốn(バン クウォン)と同じもの、と言ってしまっていいかもしんない。

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で、たまたま見つけて買ったのがこちら!
パック詰めの商品だったので小さめだけれども、紛れもなくお鍋の口で蒸して作ったぷりぷりの皮!

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ついてきたニンニクチップをふりかける。ベトナムではどうだかわかんないけど、タイの場合はニンニクチップと一緒にいただくのがほぼ定番らしい。

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専用のタレもついてきた。いただきまーす!!

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何気に蒸し餃子にも似ているので、日本人にもなじみ深いかも。鍋口で作った皮の食感は独特で、つるんとしているけど弾力があり、噛むとプツンと切れる感じ。心地よい食感が楽しめる。(写真のはパックなので、やや皮が萎えてぷりぷり感は薄めだったけどね。)
タイでも街中で売ってるより、ベトナム専門店とかで食べることの方が多いかも?
みなさんも探してみてね!

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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