タイ料理における醤油味の存在意義とは?『プラーヌンシーユーイープン』

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ปลาเก๋านึ่งซีอิ้วญี่ปุ่น プラーガウヌン シーユーイープン
蒸したハタの醤油ソースがけ
友人とアンシラーへ行った時に入ったレストランのメニュー。
プラーガウというのはあんまり聞かない名前だったんだけど、どうやらハタの一種みたい。
コレ喰った後にアンシラーの魚市場を覗いてみたんだけれど、プラーガウももちろんたくさん売られていた。

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写真の中で「180」って書いてある魚がプラーガウね。
なんでも赤い斑点のある種類がいちばん高いらしい??
ニッポンでお魚と言えば海の魚だけど、タイだとそうでもない。プラーチョン(ปลาช่อน 雷魚)とか、プラードゥック(ปลาดุก ナマズ)とか、日本に比べて淡水魚を食べる機会が多い気がする。もともとタイ人(の一部主流を成すタイ族)って中国南部から移動してきた民族だし、チャオプラヤ川とかメコン川とか大きい川が流れていてそこで魚とか獲って喰ってきた歴史があるので、淡水魚のほうが馴染みがあるのかもしんない。
地域にもよるとは思うけど、北・東北・バンコクあたりの中央部ぐらいまで、川の魚のほうが馴染み深い。海の魚はレストラン行った時とかに食べるハレの料理って感じ。あとは、「港とかリゾート地とか、海の近くに行ったときのお食事」ってイメージ。なのでアンシラー市場の近くにはシーフードレストランがたくさんある。
もちろん、TOPSに行けば海の魚も普通に売ってるけど… なんか新鮮じゃなくてマズそう。海の魚で「庶民の味」と言えるのって、蒸したプラートゥー(ปลาทู 鯵に似たサバ科の魚)ぐらいかも?でもあれは鮮魚じゃないし…。あとはプラーカポン(ปลากะพง スズキの一種)ぐらいじゃないかな〜。

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そんなこんなで、運ばれてきたプラーガウちゃん。うーん、見た目バッチリやね。こういう料理って作り方とか調理技術はほぼ中華料理なんで、タイ料理の範疇に入るのかまたビミョウなんだけどタイでも一般的に食べられるからタイ料理ってことでいいだろう。

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小皿に取り分けてみた。しっかり火が通っていて、それでいてパサパサしない絶妙の火加減に感動っす!!
ところで、日本のタイ料理屋だと醤油味はあまり置いてなくて、「プラーヌン・マナオ(ปลานึ่งมะนาว 要はライム味)」辺りが主流だと思うけど、どうして敢えて醤油味(プラーヌン・シーユー ปลานึ่งซีอิ้ว)をチョイスしたのか?
日本人だけどタイ料理について自分よりずっと詳しい友人曰く「タイ料理は酸っぱ辛い味付けのものが多いので、ひとつぐらい酸味がない料理を選んでおいたほうが箸休めになっていい」との事。 
ななな、なるほど〜〜!! 確かに、トムヤムクンにラープにヤムウンセン…だったらどれも酸っぱ辛いので飽きてくるかも。それぞれの味の微妙な違いもわからなくなってくるよね〜。
さすが!!
みなさんも、タイ料理屋で料理頼む時は、ひとつぐらい甘辛い味つけの料理を頼んでおくと箸休めになってより美味しく料理がいただけますよ〜 (^o^)

FoodTravel.TVの作り方動画。動画ではプラーガウじゃなくてプラーチャラメット(ปลาจะละเม็ด マナガツオ)を使っている。魚が変わっても作り方はだいたいおんなじだと思う〜

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