タイ料理の大定番 『パッタイクンソット』

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ผัดไทยกุ้งสด パッタイクンソット タイに長くいると、どんどんタイ料理の「変わり種」ばかり気になってくるので、たまには「きほんのタイ料理」も押さえておかないと…。 と言う訳でパッタイ。
ふつうは「ผัดไทย」と書くけど、「ผัดไท」と表記しているお店もたまに見かける…。書き間違い??
「クンソット」というのは「新鮮なエビ」という意味だけど、要は生エビの事。
パッタイには干しえびも使うので、区別しているんだと思う。
意訳すると「ぷりぷりエビのパッタイ」かな?炒め物とかヤム料理だと、
「クンソット」と書いている事が多い。
パッタイの歴史は意外と浅くて、第2次世界大戦頃、当時首相だったピブンソンクラムが国民食として広めた料理だと言われている。当時は麺料理と言えば中国のものというイメージだったので、「タイの麺料理を作ろう!」ってことで開発されたらしい。当時は国名もシャムからタイに変わったばかりだったので、国としてのアイデンティティーを確立する必要があったのだろう。
パッタイは西洋人は一番ウケがいい料理なんだとか。確かに辛くないし、食べやすい。パッタイには卵でくるんだパッタイホーカイというバージョンもある。でも「卵でくるむ」というテクができない屋台もあるみたいで、やってくれる店とやってくれない店がある。
あと、パッタイは意外と派生?種が多い。タマリンドソースじゃなくてフツーにナンプラーやナムマンホーイ(オイスターソース)等で味付けしたのが「パットミー」で、ケチャップとプリックポン(粉唐辛子」をドカっと加えたのが「パットミーコラート(コラート風パッタイ)」。豚肉の固まりを揚げたものを刻んで入れたのが「パッタイスリン(スリン風パッタイ)」。地方料理なので、多分バンコクにはないかな…。
実は、パッタイスリンは食べた事ない。なので一度食べてみたい…。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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