プーケットの名物がバンコクでも!『ホッケンミー』


ผัดหมี่ฮกเกี้ยนภูเก็ต パットミーホッケンプーケット
プーケット風福建麺の炒め物

久しぶりにブログ更新…。最近仕事が忙しくて、なかなか時間が作れなかった〜。
そしてさらに、先日公開した「カオマンガイ」の記事の中で、重大な過ちがあることがブログ読者様の指摘で発覚…。
記事を書き直す時間もないため、急遽記事を公開中止、お知らせのみを掲載してなんとか取り繕ったのでした…。

しかし、カオマンガイの記事は、なんとしてでも再掲載したい!
いつとは言えないけど、絶対に後日、改訂版を更新するので、その時は見てみてね〜。

日本国内のタイ料理記事も、機会があれば増やしていきたいので今後とも越しいきお願いしやす。m(_ _)m

そんなこんなで、今回の記事は「ホッケンミー」。

ホッケンミーとは、ふっけんめん、つまり「福建麺」のことで、中国福建省由来の麺ってことだね。
タイで一般的に食べられている細麺の「バミー」に比べ、太くてコシのある日本の焼きそば麺に近いのが特徴。
初めて食べたのは、確かクラビーの何処かだったはず・・・。

個人的には南タイにはあまり訪れたことがないのだけれど、ずーっと以前に食してからそれ以来食べていない「ホッケンミー」を、なんとかバンコクでも食べられないかと思いお店を探しまくったら…みつけてしまった! (^^


そのお店がこちら。お店の名前は「クルア・プーケット(プーケット・キッチン)」という。そのものズバリやね!
スクンビット界隈からはちょっと遠いかな?MRTスティサン駅3番出口から出て北方向に歩き、その後スティサン・ウィニッチャイ通りという道を右に曲がる。けっこうずーっと歩いたところにあるのがこちらのお店。

店名はプーケット感満載だけど、お店の雰囲気自体は結構フツー。ソムタムとかも売っているしねぇ。

お店に行った時は雨季だったので、到着した途端雨がざあざあ降り出した〜。


メニューも意外とふつーのものが多かったけど、「おすすめメニュー」には南タイっぽい料理が並ぶ。
うーん、「パットパックリアンサイカイ」なんてのも気になるけれど…。ここは当初の目的通り、ホッケンミー一択!
「パットミーホッケンプーケット・ムー(豚肉)」を頂くことにした。


しばらく待ってて、でてきたのがこちら。
うーんこれこれ!でもちょっとツユダクかな?
太麺で、卵が乗っていて…。これこそプーケットの福建麺だよね!


ホッケンミーって、オイスターソースベースの味わいで、なんというか日本の中華にも近くて非常に食べやすい。
タイ料理っていうよりは、中華料理に近いものだよね。

個人的にはもうちょっとパリッと炒まってくれていた方が好みだったけど、久しぶりに食べたホッケンミーの味に十分満足できた。


ある程度麺を堪能したところで、麺と卵の黄身を絡める!
味わいもまろやかになって、また美味しいね!

400年ほど前、プーケットは錫の産地で、福建省出身の華僑たちがたくさん住み着いたのだそうだ。
さらにゴムの産地としても有名であったため、マレーシアからも人々が移住。
中国・マレーの人々は結婚し、双方の文化を併せ持つ子孫が生まれ、その人たちは「プラナカン」と呼ばれるようになった。彼らは男性を「ババ」、女性を「ニョニャ」と呼び合うことから、彼らの作る双方の文化を併せ持つ料理のことを「ニョニャ料理」と呼ぶ。
「ニョニャ料理」といえば、マレーシアに古くから住んでいる中国にルーツを持つ人々の料理が有名だけど、プーケットに住んでいる中国・マレーにルーツを持つタイ人達もまた「プラナカン」と呼ばれる。

プーケットのプラナカンたちは、タイの文化とも融合し、マレーシアのプラナカンとはまた違う、プーケット・プラナカン独特の食文化を生み出しているのだ。
ホッケンミーは、その「プーケット・プラナカンが作るニョニャ料理」の代表選手というわけ。

うーん、プーケットのニョニャ料理、気になるな〜。
今度タイに行った時は、飯食うためだけにプーケットに行ってみるというのもアリかな…。

お店の場所と地図

店名      : クルア・プーケット(ครัวภูเก็ต)
この料理のレア度 : ★★★★☆☆(バンコクではほぼ見かけない。プーケットではオーソドックスな料理。)
お店の場所   : MRTスティサン駅より。徒歩15分程度。

6 件のコメント

  • どうもいつも拝読させて頂いております。 話題が尽きずいつも面白いです。 勉強にもなりますね。
    今度いつの日か、”腐乳をスープに使ったタイすき”のお店がバンコックにあったら取材というか、取り上げて欲しいなと思っております。
    お忙しい日々を送られているようですが、このブログいつも楽しみにしております。 それではまた。

    • メッセージありがとうございます。
      おお!”腐乳をスープに使ったタイすき”ですか! どこかにそれらしいお店があるんでしょうか?
      タイスキのタレには腐乳を使っているお店もあると聞いたことはありますが、スープに使っている店があるというのは知りませんでした。
      今後ともよろしくおねがいします!

      • すいません、突然訳の分からないことを言っているようで。 少し順序だててお話します。 私は日本人ですが、山梨県の河口湖で現在日本人×2人でタイ料理店をやっています。今年で5年目になりますが、その前は同地区内にある会員制リゾートホテル(現在はオーナーが代わっていますが)内でタイ料理レストランをタイ人コック×2人(60代の夫婦)とともに任されていました。(当時はホールサービス。 現在はタイ調理をしています) なんと13年も営業を続けていました。 1992年のオープン当時は”タイ料理? なんでそんな究極のエスニック料理を? 理解不能? 誰も食べたことないし。 ちょっとしたブームとはいえ直ぐにすたれるでしょ。”みたいな感じで、当然私も同様の意見でした。
        変わったホテルのオーナーでしたが、本人も東京新宿にある当時タイ料理の草分け的な存在だったバンタイのオーナーと懇意にしており、ついには熱が高まり、ホテル内にあったフレンチのレストランを潰してタイ料理レストランにリニューアルするという荒業に打って出ました。 そのときフレンチのレストランにいた私に「タイ料理をやるからな。 頼むぞ。」みたいな感じで、わけも分からず突然降ってわいた仕事がいつの間にやら自分でタイ料理を作ることになってしまって、既に54歳という年齢に達しております。
        長すぎる前置きで恐縮です、超ざっくりとこんな経緯で、そのいっしょにやっていたバンコク出身のコックさんが出していたタイすきのスープが件の腐乳バージョンでした。最初はMKやコカと同じようなタイプでスタートしたのですが、「こっちの方がうまいし、ほんとはこっちのスープでやりたい」といって途中で社長に申し出て替えてしまいました。 結局そっちの方がお客さんの支持を集めたのですが、我々が「タイのどこかの店でやってるの? 聞いたことない」というと、「やってるところは少ない。 百貨店とかに入っている店でたまにやっている。 私たちが働いてたバンコクの”ウィセガイヤーン(基本ガイヤーンが売りの店。 2階で入口が2箇所。地元用と観光客用)”でもこっちだ。」と言ったことだけは覚えています。 私自身も実際行ったことも、現地で食べたこともないので、オリジナルだったんだろうか…と思ってもいます。 夫婦の二人のうちご主人の方は病気で他界し、奥さんはバンコクに既に帰っています。 話が前後しますが、5年前のオープンから1年間は彼ら2人と私たち2人の計4人でやっていました。 ちょうど1年近くに差し掛かったところでご主人が体調を崩し、帰国、2週間後には亡くなってしまい、奥さんも悲しみに耐えきれず後を追うように帰国。 「マジかよ!!」ってことで、奥さんの帰国前に大まかに一通りのレシピを私が引き継いで、その後まさに悪戦苦闘の連続で今日に至っております。
        いや~、すいません、この長文。 でもって、この街かどタイ料理に出会ってから、「この人なら知ってるんじゃないか」と思って、コメントを書き込んだ次第です。 長々と大変失礼しました。個人的に他店やタイ本国の情報でも一度も目にしたことがなく、「どうなんだろうな、このタイすきは?」とずーっと気になっていたので、思わずその気持ちをぶつけてしまいました。
        ちなみに、このスキースープは豚骨ダシに腐乳、オイスターソース、胡麻油、胡椒、揚げ大蒜、ガーリックオイルなどが入っております。

        余談ですが、場所柄タイ人の観光客もちょくちょく来るのですが、以外にオーダーがあり「アロ~イナッ」と言ってくれることもあります。 だから、受け入れられているのか…てことはタイにもやっぱりあるのかな….混迷は深まるばかり…。

        • あ〜わかりました。 えーとですね、いちおうご存知ないという前提で書かせていただきますと、まずはタイの「スキー」と呼ばれる料理には、「みんなで一緒につつき合って食べる」鍋スタイルと「器に盛ってスープ料理のようにして食べる」一人飯用のスタイル、2形態が存在します。日本語で「タイすき」というと鍋スタイルのスキーを指すことが多いですが、腐乳がスープになっているスキーは、「一人飯」用のスキーで見かけることが多いです。 

          スキーはスープ(もしくは一緒に提供されるタレ)に何種類かタイプがあり、特に腐乳を使ったタイプは「中国海南地方風スキー」とい意味を込めて、「スキーハイラム(สุกี้ไหหลำ)」と呼ばれます。
          腐乳を使っていないタイプは、広東風という意味を込めて「スキークワントン(สุกี้กวางตุ้ง)」と呼ばれますけど、両者をわざわざ区別して呼び分けることはあまりしません。
          どちらかというと、スープ自体は無色透明にしてそれに加えて多めのタレをサーブして「すきなだけこのタレをかけてお召し上がりください」みたいな感じにすることが多いので、両者の違いはスープそのものではなくタレに違いが出ることが多いです。

          (前回、「タイスキのタレには腐乳を使っているお店もあると聞いたことはありますが、スープに使っている店があるというのは知りませんでした。」と書いたのは、一人飯形態のスキーのタレに海南風と広東風があるのは知ってたけど、「鍋」形態スキーのお店でもスープに腐乳を使っている(海南風の)お店があるのは知らなかった、という意味です。)

          下に、動画のURLを張っておきます。スキーハイラムの作り方を紹介しています。菜食週間向けの肉を使わないレシピですね。オイスターソースなどは入っていませんが、ごく一般的な作り方だと思います。
          (「一人飯」形態のスキーです。)
          https://www.youtube.com/watch?v=siCkHC4h8EE

          • 丁寧な解説ありがとうございました。 非常にわかりやすく、ポイントをくみ取るような話の展開に勉強にもなります。 動画付きでぬかりありません。 お時間を頂きありがとうございました。

  • 秋田の横手焼きそばに似ていますね^^
    食べた事がないので、とても気になります。
    次回訪タイ時に行ってみたいと思います!

    ところで腐乳スープのタイスキですが、もしかしてイエンタフォーモーファイの事なんじゃないでしょうか?
    https://m.youtube.com/watch?v=23kvreyxaVo

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA