バンコク「クックショップ」巡り⑵ スクンビット39 「ヨンリー」の『ポークチョップ』!


พ็อคช็อป ポークチョップ

前回の「チャイロート」というお店が良かったので、他の老舗店も巡ってみようと思い、向かったのがスクンビットソイ39にある「ヨンリー」というお店。

この界隈は日本人も多く、自分も何度か通ったことあるけど、このお店の存在は気がつかなかったな〜。


昼飯時はとっくに過ぎていたので、お客さんは少なかった。もうそろそろ晩御飯目当てのお客さんが入ってくるかな?という時間帯。


メニューに載っているお料理はすごく多いけど、とりあえず「おすすめメニュー」の中から選んでみることにした。
一番上に書いてあるのが「プージャー」だったので、まずはそれを選択。

あとは、「この手の洋食もメニューにある老舗店(クックショップ)の中で、必ずメニューに載っているシリーズ」として、ポークチョップを選んでみた。

当然、前回のお店でも見かけた「牛タンシチュー」も、メニューにあるね!


とうちゃく〜!
「ポークチョップ」の見た目が、ふつ〜に想像するポークチョップとかけ離れているのが、おわかりだろうか。
素揚げ?に近い見た目で、上には中華風の餡掛けがかかっているね。


そしてこちらが、「プージャー」。
プージャーといえば、カニの甲羅にカニ肉で作ったつみれを詰め込んで揚げた料理のことを指すことが多いと思うけど、
こちらのプージャーはカニの甲羅が使われておらず、丸く成形されていた。

パクッと食べてみると、まさにカニ!カニ肉でカニカマ作ったような感じ。それってカニやんけ!と自己ツッコミ。(笑)


そしてこちらが…本日のメインディッシュ、「ポークチョップ」だ!
豚肉は、素揚げなのか揚げ焼きなのか、わからないけどとにかくカリカリに香ばしく焼き上げられている。

上にかかっている中華餡は、タイらしいやや水っ気の強いとろんとしたものなので、片栗粉ではなくタピオカ粉を使っているのかもね。


豚肉は、スプーンとフォークでススっと切り分けられる。めちゃくちゃ柔らかくて、ナイフいらず。
ソースは甘酢あんかけをもっとマイルドにしたような…。昭和の給食に出てきそうな優しい味わいだった。


スプーンで具材を掬い取って、写真をパシャリ。


食べているうちに、辺りはどんどん暗くなってきた。近隣のお店は、どうやら夜の営業の準備を始めたようだ。
入るときは古くて地味なお店だな〜という感想しかなかったけれど、席に座ってみると妙に落ち着く。

日暮れの喧騒を横見しながら、ゆっくりと豚肉をパクつく。
贅沢な時間の使い方だな〜と思った!(^^

2021年追記:残念ながらオーナーが引退して、お店は閉店しました。いままでありがとうございました!

お店の場所と地図

店名: ヨンリー(栄利ย่งหลี)
営業時間: 月-土 09:00 – 20:00

BTSプロンポン駅3番出口から、スプンビット39を歩いて約3分の距離。大きい店構えだけど何だか地味な外観なので気づかずに通り過ぎてしまう可能性あり。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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