ジェーの料理を求めて、タラート・ノンモン(ノンモン市場)までやって来た。 ここの中心には中国寺院があるので、キンジェーのお店もわんさかあるんじゃないかと思ったので…。 …で、思ったほど多くはなかったけど、やっぱりあったあった!! 種類もかなり豊富で本格的なお店。そこで頼んだのが…『カオナーペット』と、『カオムーデーン』。二皿食べたら食べ過ぎなので、ラートソンヤーン(2種類をご飯にかける「あいがけ」)にしてもらった。
来た〜!!キタキタ!!(テンション↑↑)
どどど~んと登場。いいね〜うんうん、これだよこれ。
なんというか、キンジェー料理の最大の楽しみは、「大豆のバリエーション」だと思うんだよね。普段食っているあの食材が、あれも、これも、大豆で再現されてる!みたいな。
そういった意味で、カオナーペット・ジェー とか、カオムーデーン・ジェーなんてのは正にジェー料理の真骨頂。だって、本来はまさにお肉を食べる料理なんだから。ぱっと見はまさに肉!でも実は肉じゃない!!うんうん、いいねいいね〜。
まずはカオムーデーンのほうから。ちゃんと赤い食紅を使って、タイのチャーシューの色合いを出している。
アップで。よく見てみると、やっぱりお肉とは違うね。食べてみた感じ、肉よりもちょっとさくさくしていて、軽い食感。
お次はカオナーペット。ペットはあひるのことなので、「アヒル肉のあんかけご飯」みたいな意味。
これの見た目はかなり再現度が高くて、お肉となかなか見分けがつかない(^^
どうやって作ってるのかなーとよく見てみたら、どうやら湯葉か生麩を固めて、それを油でじっくり焼いて焦げ目をつけ、更にその上に餡をかけているみたい。 うーん、手間隙かかってるね。でもこれはやっぱりちょっとカロリー高いかも。
お店はこんなかんじで、常に忙しそう。他にもカノムチンナムヤージェーとかナムプリックジェーとか気になる食材を売っていた。
おまけだけど、お店のすぐ近くにはこんな感じで中国寺院が。常にどんちゃんどんちゃんやっていたのでなにやってるのかな?と思い近づいてみると…
メーチー(แม่ชี)の人たちがウィエンティアンをしていた。タイの仏教(上座部仏教)では女性は出家できない決まりなので、女性がお寺で修行する場合はメーチーと呼ばれる女性修行者になる。お坊さんは黄色い袈裟を纏うけど、メーチーの方達は白装束。お坊さんは227の戒律を守らなければならないんだけど、女性修行者は8つ守るだけでいい。お寺に住みこんで生活する必要もないので、昼は普通に生活し夕方になると白装束に着替えてお寺に行ってお祈りする…って人が多い。ウィエンティアン(เวียนเทียน)っていうのはこういうふうにお寺の本堂をぐるぐるまわって蝋燭を灯しつつお祈りすること。 女性だけのお祈りだったので、自分は参加できなかったのがちょっと残念〜。
キンジェーも今日で終わりです。
次回からこのブログも、いつもどおり週2回更新に戻ります!!
キンジェー料理はまだ全然紹介しきれていないので、またそのうち紹介しますね…。
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ホントに大豆で色んなふうに作ってますねえ。手間もかかって肉とか凄い再限度!食べてみたい~。ちゅうか、いつかもう一回タイ行きタイ~。主
たまにはタイで遊ぶのもいいかも!家族での来タイお待ちしております (^^