勝手に命名!『ニューウェーブ系タイラーメン』 タイの麺料理に新潮流!?

物価上昇が激しいタイランド。屋台の料理は大抵30バーツから40バーツぐらいだけど、それでお店をやりくりするのはかなり大変なはず。
こうなってくると起こってくるのが、「値段をちょっと高くして、そのかわり商品に付加価値をつけよう」という流れ。今まではタイのラーメンなんてどこで食べても同じ味だったけど、それが徐々に変わってきている。競争が厳しく、物価上昇が避けられない昨今は「高くてもここでなら食べてもいいかな」と思えるような独特なラーメンを50バーツ前後で出すお店が増えてきた。これぞタイラーメンの新潮流!!勝手に「ニューウエーブ系タイラーメン」と命名してみた。
そんなわけで、自分が勝手に「これってニューウエーブ系だよな〜」と思うお店を3店舗ほど紹介。見てみてくらはいっ。
その一「クイッティアウプラクラドゥー」というお店

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残念ながら閉店してしまったけど、家の近くにあったお店。
ベースになっているのは普通のタイラーメン。特徴的なのはワンタン、半熟卵、豚肉のミンチがのっかっていること。麺も普通よくあるバミー・センミー・センレック・センヤイに加え、「センラーメン」「マーマー」が選べた。
その二「トムヤムカイカチュー」というお店

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現在自分家の近くで人気のお店。ベースになっているのはトムヤムラーメン。だけどここのは具にトンカツがのっかっていたり、(上の写真にはないけど)生のりがどっさりのっかっていたり、かなりの個性派。専用の鍋でトムヤムスープをグツグツ煮込んで作っているのも珍しい。半熟卵が乗っかってるのもこの店の特徴のひとつ。

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スープは甘ったるく濃い目のこってり味。麺の種類もハンパないけど、マーマー(インスタント麺)との相性がかなりいい。
その三 「サムラーントーン」というお店

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最後に紹介するのはバンコクのお店。ここのお店のラーメンはクイッティアウルア(ブタの血入りのスープ)がベースになっている。ここも半熟卵がポイントで、さらにブタ肉のしゃぶしゃぶが具になってるのが大きな特徴。その名もクイッティアウムーシャブー!!すっかり煮こまれてるので、しゃぶしゃぶって感じあんまりしないけど。現在二店舗あり。

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これが自慢のしゃぶしゃぶだ!!


お店の紹介動画!!(2つ目のお店ね。)
結構有名店で、テレビでも紹介されている。動画によるとハイソなクイッティアウルア(舟麺)の店ということで、「ルアサムラーン(遊覧船)」から名前をとって「サムラーン」という店の名前にしようと思ったんだけど、友人に「金(トーン)」という言葉を使った方がいい!とアドバイスを受け、「サムラーントーン」という名前にしたんだとか。タイ人らしいアドバイスだな~。
三店舗とも、日本のラーメンにかなりインスパイアされている。共通するのは「卵推し」!!フツーのタイラーメンの具に卵は入らないので、ちょっとプレミアムな感じがするみたいだ。
今後こういうスタイルのラーメンはどんどん増えていくんだろうな〜(^^ 個性あふれるタイラーメンが、これからもどんどん出てきてほしい♬

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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