
หน่อเค่าเย็น ノーカウェン
コーヒー+紅茶の冷たい飲み物
こう見えても?タイ料理の他にカフェ巡りも好きなワタクシ。
ヤワラートに90年近く続く老舗カフェがあると聞いて、行ってきた。
しばらく道に迷って、行ったり来たりを繰り返しているうちに着いたのがここ。
名前は…「イアシェー」かな?漢字表記の「益生老店」という名前のほうが、なんとなくしっくりくる感じ。
建物自体めちゃくちゃ年季が入っていて、そのまんま博物館になってもおかしくないような感じ。
看板には「คั่วสดๆ ชงใหม่ๆ วันต่อวัน」(クアソッソッ チョンマイマイ ワントーワン)と書かれている。
「クア」は「空煎り」のことで、「チョン」はお茶を入れるってことだから、「クアソッソッ チョンマイマイ」で「煎りたて、入れたて」ってことだろうね。「ワントーワン」は「1日1日がずーっと続く」ってことなので、「毎日煎りたて、入れたて」ってアピールだろうね。
お店の中の雰囲気はこんなの。屋台として使っていたであろう設備をそのまんま建物の中に入れちゃいましたって感じ。
写真や絵もたくさん飾ってある。
何はともあれ注文してみることにした。フツーだったら無難にコーヒーとか頼んじゃうところなんだろうけれど、そこはやはり…冒険しなければ!!笑
このお店は創業当初からの昔ながらのメニューも多い。こういう中国由来の老舗カフェには、実は必ずと行っていいほど「合わせ技」メニューがある。「合わせ技」ってなんのことかというと…。コーヒーと紅茶をブレンドした飲み物のことだ!お店によって呼び方は違うけど、このお店は中国語由来の名称を使っているみたいだね。
いちおう説明しておこうか…。
1 ノーカウユア =カフェーローン(熱いコーヒー)+チャーローン(熱い紅茶)
2 ノーカウイェン=カフェーイェン(冷たいコーヒー)+チャーイェン(冷たい紅茶)
3 ノーキオウ =オーリエン(タマリンド豆のアイスコーヒー)+チャーキィオウ(冷たい緑茶)
4 ノーデーン =オーリエン(タマリンド豆のアイスコーヒー)+ナムデーン(サラなどの果汁風味の赤いジュース)
5 オーユア =カーフェーダムローン(熱いブラックコーヒー)
6 ヘーンインローン/イェン = ナムメットアーモン(アーモンドを焙煎した飲み物かな??)
7 モカ =カーフェーイェン+ココイェン(冷たいココア)
8 ノーカウオーリアン=オーリエン+チャーダムイェン(ミルクなし紅茶)
9 イェームイェン=イェームソム(オレンジジャム)+ナムローン(熱いお湯)
うーん!4番のオーリエン+ナムデーンというのも気になるね!美味しいんだろうか…。
「モカ」がコーヒーとココアを混ぜた飲み物っていうのも「そうなのか?」という感じがするけど、老舗カフェじゃなくても街角の小さいカフェだと、モカ頼んだらそんな感じの飲み物がよく出てくるね!
とりあえずここは…まあ無難に「冷たいコーヒー」+「冷たい紅茶」の「ノーカウイェン」を頼んでみた。
ちなみにもう一つの老舗カフェの有名店「ヒアタイギー」では、もっと単純に「チャーフェーイェン」(チャー+カフェーの造語)って読んでるみたいだね。
どどんと到着! 飲み物だけだと寂しいのでパノムパンピン(トーストされたパン)も頼んでみた。
いやあ、シンプルだけど間違いない組み合わせ!!
飲み物はプラスチックのコップに入って出てきて、氷がざっくり入っているので写真で見ただけだと何が入っているのかはわからないね。少し飲み進めてから撮った写真は、こんな感じ。
おそるおそる飲んでみると…。うん、おいしい!
コーヒーと紅茶の調合バランスがかなりいいんだと思う。
コーヒーの後に、ふっとお茶の香りが漂ってくる感じで、予想していたよりもチグハグな味わいではなかった。
これは…「合わせ技」メニュー、全種類制覇したくなる!…のだけれども、お腹がタプタプになりそうなので流石に断念した。(^^
いっしょに注文したカノムパンピンは、シンプルで素朴だけれど流石の美味しさ。パンがふわふわで、いくらでも食べられそうな感じだった。
再開発とスクラップ&ビルドが繰り返されるタイランドで、こういう昔ながらのカフェで一息つくとなんだかホッとするね〜。
看板には「創業60年」。現状はさらにそれよりも長く続いていた創業90年近くらしい。このままずっと続いて欲しいなぁ〜。
お店の場所と地図
店名: イアシェー(益生老店ร้านกาแฟ เอี๊ยะแซ )
営業時間: 毎日 06:00 – 18:00


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