激安爆旨!一品15バーツの『ガパオライス』がバンコクノーイ市場にあった!


กะเพราหมู ガパオムー
豚肉ガパオライス

いろんな料理を紹介していこうとすると、ついつい後回しにしてしまう「タイ料理のキホン」メニュー。

実は、このブログの1番の人気記事は『ガパオ飯をタイのいろんな所で喰いまくってみた!』という題名の記事。そんなに何も考えずに書いた記事だけど、兎に角同じ飯をいろんなところで喰いまくるという趣向が受けたのか、ずーっと人気記事ランキング1位の地位を守っている。

企画もよかったけど、やっぱ「ガパオライス」っていう料理もわかりやすくってよかったんじゃないかなあ。ということで次もなんかガパオライスに関する記事を書きたいと思っていたわけですわ。でも単に美味しい店の紹介とかは…したくない気がする…。(天邪鬼なもので〜。)

で、タイ人向けのネット記事を漁っていると、「ガパオライス専門店トップ5」みたいな記事の4番目くらいに必ず出ているお店があるのに気が付いた。お店の特長は、なんといっても「安さ」。郊外とはいえ、今どきバンコクで一品15バーツでガパオライスを売っているという。これは…ちょっと気になるかも!と思い行ってみたのだった。

バンコクノーイ市場って…どこやねん! スクンビット界隈からはかなり離れているね。とりあえずBTSサパーンタークシン駅から船に乗り、「ワンラン」駅で下船。しばしワンラン市場でうまいもの探索をした後、(ちゃんと美味いもの、みつけましたで〜)バンコクノーイ市場へと向かった。

行き方は…歩くとしんどいので、バイクタクシー。いやー慣れると楽だな〜!!バイクタクシー。意外と明朗会計だしね。(主要な場所の料金は大抵看板に書いてある。タイ語だけど。)

上の写真、十字路にちょっと目立つ看板の金行があった。そこを右に曲がってちょっと歩くと、バンコクノーイ市場だった。

市場と言ってもそんなに大きくない。時間も夕方近かったので、どの店も閉まっていて閑散としていた。あれ〜?これでガパオライスのお店開いてんの?訪問時間、間違えたかな〜?と思ったら…。

あった!ちゃんとやっていた!しかし開店しているようには見えなくて、⒉、3回周辺をうろうろしてしまった。

お店の看板を見てみると…。確かに、ガパオライス15バーツと書いてある!!因みにムーワーン(甘辛く煮染めた豚肉)ライス20バーツ、白米5バーツ、もち米5バーツだって。その二品だけでお店成り立つって、なかなかスゴいな…。

訪問時間にも寄るのかな?客さんの姿は見えなかったのだけど、大量の作り置きガパオライスが積まれていた。どうやらテイクアウトが主体の店らしく、お客さんはいないのだけれども世話しなく商品をどこかに持って行く人がいる。単なる山積みではなく、確かに商品は捌けていた。

「もしかしたら、予約分だけで他の人用には作っていないのかも?」と思い恐る恐る店主に話しかけてみると、「いくつ?」というぶっきらぼうな返事。なんとなく流れで「じゃあ…2つで!」と言ってしまった。こんなに忙しそうにしているのに、たった15バーツ分払うだけで店主の仕事を邪魔するのは、なんだか申し訳ないような気がしたのだ。だいたい5人前、6人前みたいな単位で売れていってるようにも見えたしな〜。

そんな心配をよそに、商品は手際よくまとめられ、あっという間に僕の手元に。食べる場所はない。他のお店も閉まっているしねえ。後は素直にワンラン市場に戻るだけなのだった。

バンコクノーイ市場の閑散とした佇まいに比べると、ワンラン市場はなんとも賑々しい。そんな中、ガパオライスを気兼ねなく食べられる場所を探す旅行者が一人。船着場前をうろうろしていると、なんとか座ってコーヒーが飲める簡易カフェのような場所を発見。タイのこの手の店は食べ物持ち込んでも、そのメニューがお店にない限り問題ない。なので遠慮なくガパオライスにありつけた。

購入したガパオライスを、そっとテーブルの上に置いて見た。おお!蝋紙と輪ゴムという、シンプルな包装がなんだかいい!特に狙ったわけでもないだろうけど、Apple製のスマホのような引き算の美しさを感じてしまった。

なにはともあれ…いざ開封!

買いたてのiPhoneを開封するかのごとく、うやうやしくガパオライスを取り出した。

がぱっと開けると、ばっちりガパオ!(^o^) なかなか美味しそうに見えるね。豚肉はかなりの細切れで、がっつり肉を食らうという感じではない。それに具の量に対してご飯の量が多すぎるような気もしないでもない。でもまあ、なんせ15バーツだもんね。文句をいう輩はきっといないだろうなぁ。

さくっとスプーンですくってみた。ガパオはしっかり入っている。しかも、買ってからしばらく時間が経っているにも関わらずとてもいい香り。バジルの香りがしっかり立っていた。15バーツという安さの割にはかなりのクオリティー。豚肉とバジルのみのシンプルな構成だけど、それがいい。

うーん、例えばオフィスの会議かなんかで、大量の昼飯が必要になった時とか、このお店はかなり使えると見た!!

できたらもうちょいバンコク中心部に店を構えて欲しいもんだけど、この値段でこんだけちゃんとしたガパオライスを出すのは難しいかも?気になる人は行って食べてみよう〜(^o^)

お店の場所と地図

店名: ร้านข้าวบึ้ม (วัชระโภชนา) ラーンカウブム(ワチャラポーチャナー)
営業時間: 14.00-22.30 (祝日は休み) バンコクノーイ市場構内にある。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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